それ、違反ですよ!ウィンカーの点滅が早い時の対処法

旧車のハーレーにはウインカーがないものもありますが、基本的にはウインカーが装備されているハズです。チョッパーなどでウインカーレス仕様にしている車両も見られますが、車検に通らないし、危険なので付けるようにしましょうね。
そんなウインカーを点けた際、通常より早く点滅した経験はありませんか?それはハイフラ(ハイフラッシャー現象)といい、故障とは違いますが、異常な状態です。
今回は、そんなウインカーの点滅が早くなるハイフラの原因と対処法について紹介させていただきます。
ハイフラ発生の原因
ハイフラが発生したとしても、考えられる原因はほぼ下記の2通りしかないのであまり心配するには及びません。
- 球切れ
- LED電球に交換
いずれかが要因となります。それぞれ解説していきましょう。
球切れ
ウインカーの点滅が早くなった時、まず疑うべきは球切れです。ウインカーは、前後左右に付いていますが、この内どれか1つでも電球が切れると、球切れを知らせるため、わざと早く点滅するようになっています。これこそがハイフラです。
後方のウインカーの球切れは、自分では気づき難いものです。ハイフラ発生時はハザードを点けるなどして球切れの有無を確認してみるといいでしょう。
LED電球に交換
もう一つは、ハイテク電球のLEDに変更している車両の場合です。LED電球は消費電力が少ないのが特徴ですが、それが要因でウインカーが早く点滅してしまう場合があります。どういう現象かというと、消費電力が少ない為、車両が球切れが起きたと勘違いしてハイフラが発生してしまう場合があるのです。
というのも、ウインカーは消費電力が多い時は点滅が遅くなり、少ない時は早くなる構造になっているからです。LED電球が純正で装備されていない車両だと、こういった原因でもハイフラが起こることがあります。
球切れやLED電球じゃない場合
上記の2つが原因じゃないのにハイフラが発生している場合、素人判には手に負えません。ディーラーやショップに持っていくことをオススメしましょう。
球切れ時ハイフラ発生時の対処法
球切れが原因の場合は、新しい電球に交換すれば対処完了です。当サイトでも172円ほどで販売されています。交換自体は非常に簡単なので、ぜひとも自分でやってみてください。
ウィンカー用バルブS球 23Wクリア
品番:4200-0019
メーカー:GUTS CHROME
価格:¥172(税込)
LED電球由来ハイフラ発生時の対処法
LED電球由来の場合は、ハイフラ防止抵抗器を取り付けるか、LED対応のリレーに交換する必要があります。どちらにしても車の知識(配線など)が全くないと自分で交換するのは難しいですので、ディーラーやカー用品で取り付けてもらうことをおすすめします。
バレットLED ウィンカーSET オレンジLED
品番:4200-0004
メーカー:GUTS CHROME
価格:¥7,992(税込)
ICウインカーリレー
品番:304-052
メーカー:KIJIMA
価格:¥3,564(税込)
ハイフラは整備不良
ハイフラ、つまりウインカーが切れた状態のままだと「整備不良」になり、安全に走行できないだけでなく、違反対象となり1点の減点と7,000円の反則金が課せられます。ちなみにウインカーは、毎分60回以上120回以下の一定速度で点滅するものと定められているので、注意が必要ですね。
ハイフラ発生時は速やかに上記の対処法に則り対処しましょう。
まとめ
基本的にウインカーの点滅が早くなる……ハイフラの原因は、球切れがほとんどです。LED電球に自分で交換した場合というのが最近のトレンド(!?)なのかもしれませんが、やはり王道と言えば球切れですよね。危険なだけでなくみっともないので、速やかに対処して、くれぐれも事故や違反切符など切られないしょうにしましょう。