ウインドシールドを取り付けただけで防風効果は得られるのか!?

ハーレーバイカーさんのなかには、ウインドシールド搭載車を愛用している方もいらっしゃることと思います。一方で、シンプル・イズ・ザ・ベスト的な嗜好を持つハーレーバイカーさんも少なからずいらっしゃり、そうした方々は、このウインドシールドの効果をご存知ないかも知れませんね。
そこで今回は、このウインドシールドの防風効果のある・なしについて、ササっとお話して行きます。
ウインドシールド・風防・スクリーン……名称はいろいろ!
さてさて、筆者は本稿のタイトルに”ウインドシールド”という語を使いましたが、古き良き日本では、風防と呼んでいましたし、スクリーンという名称が使われることもあります。それらは基本的に同じモノを指していると言って良いでしょう。
ウインドシールドとは、大きさや形の違いこそあれど、いずれも風・雨・飛び石などからライダーを守る、という目的がありまして、ゆったりとした曲面を持ったプラスチック製の透明の板となっております。で、当たり前ですが、面積が大きい、特に高さがあるものほど、その効果は高くなります。
ということで、結論から言いますと、ウインドシールドは防風効果がある。デカいほど効果的だが、スタイリングの好みは分かれる、となります。
メーターバイザーも効果あり!
豆知識としましては、最も小さなタイプはメーターバイザーなんて呼ばれています。本当にメーターを守る程度にしか見えない小さなシールドですが、コレでも十分に防風効果がある、とお伝えしておきたいです。空気抵抗を示すCd値のような客観的な数字で示すことができないのは残念ですが、筆者は長年、カワサキW1SAにメーターバイザー搭載して乗っておりましたが、これが特に、晩秋くらいの寒い時期に効果を発揮してくれましたよ。
ですので、ハーレーでいえば、スポスタなんかでは、シンプルなエクステリアを維持しつつ寒さ対策ができるアイテムとして、おススメであります。是非是非、ご検討ください!
ウインドシールドは汎用品が多いので要注意!
最後に、ウインドシールド搭載時の注意点を一つ。ウインドシールドは汎用品が非常に多い!なので、ハーレーバイカーさんならご存知のことと思いますが、ハーレーのハンドル径は日本メーカーのソレ(22.2mm)とは異なる場合があります。
ですので、ご購入前に、対応ハンドル径をご確認いただくことが必須となります。ハーレー用ウインドシールドも多数市販されていますから、そこから選べば問題ないのですが……
ということで、これから益々寒くなって行きますが、ウインドシールドでも搭載して、元気に乗り切って行きましょう!