【素朴な疑問】ハーレーに方向指示器(ウィンカー)が付いたのはいつ頃から?

昔のオートバイの写真を見ると、方向指示器(ウィンカー)未装備であることに気が付きます。スッキリしていてカッコいい!と思いますよね。
では、いつ頃からハーレーでは方向指示器を標準装備するようになったのでしょうか?また、それまでは、どうしていたのでしょうか?
今回はそんなウィンカーとハーレーについてのお話です。
ハーレー社がウィンカーを装備しはじめたのは1973年頃から!
さてさて、ハーレー・ダビッドソン社が標準装備として、日本向けの車両にウィンカーを車両に搭載しはじめたのは、1973年からと言われています。
日本国内法が変わり新車へのウィンカー装備が義務化されたのが1973年であります。ちなみに日本メーカーでは、それより遥か前から、国内外向け新車にウィンカーを装備していました。
次に、過去のニューモデルの写真なんかを確認してみました。
コチラ、ハーレー公式(旧時代の広報サイト)が公開していた写真でして、ボートテールを背負った「FX 1200 Super Glide」でございます。このダイナ系モデルのご先祖が登場したのは1971年のことですが……ご覧のようにウィンカーは未搭載であります。
続いては、1977年モデルの「FXS Low Rider」。コチラには、ばっちり、ウィンカーが装備されています。
念のため、別カットの「FXS Low Rider」の写真を確認しましたが、コチラもウィンカーを装備していると。
同じく1977年にデビューした「XLCR」にもウィンカーが搭載されていました。
ということで、ハーレーがウィンカーを純正採用したのは1971年から1977年の間くらい。他メーカーや法律の動向なんかを確認して行くと、1973年から、ということで、大丈夫そうです。
ウィンカー装備前、ライダーはどうしていたのか?
ハーレーに現在のようなウィンカーが装備されたのは1973年でしたが、それ以前、ライダーはどうしていたのでしょうか?
そもそもウィンカー搭載義務化は、根本的には交通量の増加への対応であります。車が増えた。事故も増えた。そこで、新型車へのウィンカー搭載義務を課し、交通環境全体で安全性を高めよう、としたわけです。なので、ハーレーでウィンカーが純正装備される前から、サードパーティ製のウィンカーは市販されていましたし、他社製品を流用して搭載するハーレーバイカーもいたことでしょう。
また、古くは、腕木式方向指示器、通称アポロ、と呼ばれるウィンカーも存在していました。腕木、という通り、曲がろうとする方向にポロっと腕木が飛び出すことで、周囲の通行者に意図を伝える、という方向指示器でした。
こうした方向指示器を搭載していないライダーのなかには、手信号を用いていた人も多くいました。
若者バイカーには、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが(自転車ライダーさんには広く知られています)、ライダーが手で方向を示す行為です。ロードバイクに乗っている方が、曲がる方向に手をスっと出したりしている、アレです。高齢者一歩手前の筆者ですが、さすがにウィンカー未装備時代は未経験なのですが、多分あんな感じで走っていたのだと思われます。
ウィンカー……正直、ない方がすっきりしていてカッコいいですが、真面目に考えれば、絶対的に必要な装備であると思います。
最近では付いているのか分からないほど小ぶりなウィンカーも販売されているので、気になる方はカスタムしてみてもいいでしょう!
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