ハーレーパーツメーカー~BERINGER(ベルリンガー)

ブレーキパーツのメーカーといえば、あまりにもブレンボが有名ですが……
ユーロカスタム好きであれば、このブランドも気になるはず。BERINGER(ベルリンガー)です。
BERINGER(ベルリンガー)はドイツ発祥!
ベルリンガーが設立されたのは1985年のこと。サイドカー・ラリーという、ちょっと変わったモータースポーツのファンであり、ドライバーのドイツ人、Gilbert Beringer氏が、自身のサイドカーレーサー用にホイール&フォークを製作したのが、その始まりです。ベルリンガー氏は、モト・グッツィ、ドゥカティ、ヤマハ、ホンダ、BMW、トライアンフなどのモーターサイクルをベースに、サイドカーレーサーを仕立てていたそうです。
ところが1990年、ブレンボのブレーキパーツの供給が滞ったことがあったそうで、それを期に、ベルリンガー氏は自身の手で、鋳鉄ブレーキディスクの生産に着手しました。以降、ブレーキ開発に熱中したベルリンガー氏は、1993年にはサイドカービジネスを売り、ブレーキ開発に専念。
そして同年、モーターサイクル用ブレーキセットが完成しました。その後、乗用車用ブレーキの開発・市販に成功しますが、ベルリンガー氏は航空産業向けに専念するため、地上の乗り物用の部門は売却。現在、同社工場はフランスのローヌ州に移転しています。
BERINGER(ベルリンガー)はドイツ発祥!
出自から明らかなように、ベルリンガーは高性能・高品質がウリのブレーキメーカーです。現在、2p~6pのキャリパー、マスターシリンダー、ディスクなど、ブレーキ関連パーツを総合的に企画・開発して、販売しています。
ハーレーに関して言えば、やはりユーロカスタムがお好きな方にとっては、ベルリンガーのブレーキパーツは知られた存在。ブレンボとはまた違った、高性能でありながら、カラフルでスマートな外観が、独特な雰囲気を醸し出します。
また、ブレーキの総合メーカーらしく、マニアックなパーツも市販しています。
BERINGER 機械式フロントブレーキスイッチ
品番: KITCS1
メーカー:BERINGER
価格:¥2,340(税込)
ベルリンガー製の機械式ブレーキスイッチです!
ベルリンガーブレーキ/クラッチマスターシリンダーCC/BR/CR/CRO/CRO用
角型のグリメカマスターシリンダーのブレーキスイッチ、1972-81年の純正マスターシリンダーにも使用可能です。本体外径11mm、ネジ部分からボタン先端まで約10.2mm。
※スイッチボックス側に削り加工や、別途ワッシャ等でボタン位置の調整が必要になる場合がございます。端子x2、収縮チューブx1が付属します。