今年の冬はマフラーに溜まったスラッジを徹底的に取り除こう!

投稿日:2023-01-03

新年おめでとうございます!ようやく冬休みに入ったかと思ったら、もう冬休みも終わりに近づいて参りましたが……皆さん2023年も当コラムを何卒よろしくお願いいたします!

さて年初一発目の記事ですが、マフラーに溜まったスラッジ除去について。社会人の方は明日から出社なんて場合も少なくないでしょうが、学生さんは時間ありますからね!徹底的にマフラーに溜まったスラッジを取り除いてしまいましょう!

 

そもそもスラッジってなんだ?

プラグに溜まったスラッジ

スラッジってよく聞きますが、そもそもスラッジってなんなんでしたっけ? 英語でsludgeと表記されまして、その意味は沈殿物や堆積物、汚泥、です。なので私達が知るバイクのマフラーにこびりついたあのスラッジというのはカーボンを主成分にしたスラッジ=堆積物ということなんですね。

で、どうしてマフラーなどにカーボンが溜まってしまうのか、といいますと、それは混合気の不完全燃焼と関係しています。ご存知のとおり近年、排ガス規制が厳しくなってきています。それに対応するためハーレーなどのモーターサイクルメーカーはブローバイガス還元装置を搭載するようになりました。これはエンジンが燃やし切れなかった未燃焼ガスや排気ガスに混ざったエンジンオイルなどを再びエンジンに戻して燃焼させるための仕組みです。これは排気ガスを綺麗にするには役立つのですが、その結果、特にバルブ周辺にカーボンスラッジが堆積してしまいます。また排気ガスに混ざったカーボンスラッジがマフラー出口なんかに黒いススとして溜まっているのです。

 

マフラーに溜まったカーボンスラッジを落とす方法

ここからはいよいよ、マフラーに溜まったカーボンスラッジを落とす方法をご説明いたします。まず、市販のカーボン除去剤を入手しましょう。かつては洗油などといって灯油などで行っていましたが、今は専用品を使う時代です。

次に、マフラーを車体から取り外します。続いて、洗浄液の説明書に従って洗浄液を作ります。洗浄液の説明書に記載があると思いますが、60~80度のお湯で洗浄液を適切な濃度にするのが大切です。それができたらマフラーを洗浄液にドブ漬けにします。あとは一定時間放置して水洗いして組み付けるだけ。簡単ですね!

 

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メーカー:Drag Specialties

価格:¥14,731(税込)

ここまでやったらマフラーのスラッジ除去は完璧。最後の仕上げに、エンジン内へのカーボン堆積を予防しておきましょう。それに最適なのがドラッグスペシャリティーズ製「1ケース(12本売り) DRAG エンジンオイル マルチグレード20W50」。Harley-DavidsonVツインエンジンのために独自の添加剤を使用し特別精製されたオイルです。

独自の添加剤により優れた磨耗保護及び耐久性を持ち、高温下でも粘性を失いません。 カーボンおよびスラッジの堆積を防ぎ、エンジン内部に高い油膜強度を得ることができます。 エンジンのコールドスタートの際でも優れた保護機能を発揮します。 エボ〜現行のビッグツイン・スポーツスターモデルにご使用ください。

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