500ccの並列2気筒エンジンを搭載した「X500」が中国で発売されるぞ!
先月、ハーレーが中国にて、トラッカースタイルの350ccモデルを発売したことをお伝えしました。
日本では賛否両論ありましたが、なんとなんと、その衝撃が収まったと思ったら早くも第2弾となるOEMモデル「X500」が中国で発表されたのです!
ハーレー「X500」は水冷並列500ccエンジン搭載のロードスポーツモデル!
こちらがハーレー公式サイト中国版で公開された「X500」です。
オーソドックスなロードスポーツモデルに仕上げてきました!ちょっと拍子抜けするくらい普通な仕上がりです。
今回も製造は中国。中国自動車業界の巨人である吉利傘下のQJ Motorcycleが所有するイタリアンブランド、Benelliの「Leoncino 500 Trail」がベースとされたようです。エンジン、フレームのデザインは瓜二つ。共有しているものと思われます。
「Leoncino 500 Trail」が搭載するのは水冷並列2気筒DOHCエンジンです。ボア×ストローク=69×66.8mm、最高出力は35kw/8500rpm、最大トルクは46N·m/6000rpm。
ハーレー公式の中国語版で調べたところ、「X500」のエンジンスペックも同一でした。ツインエンジンとして既に実用に供されているものですから、悪いことはないはずです。
フロントフォークは倒立タイプで、インナーチューブ径は50mmを誇ります。リバウンド側減衰力機能を有しています。これに合わせるリヤショックは右側にオフセットして搭載されています。プリロードとリバウンド側の減衰力調整が可能です。
お値段については公式サイトに記載されていませんが、現地価格で90万円以下になるのではないか、との情報もあります。
個人的には「X350」のように、もう少し遊び心が欲しい気がしますが、それでもミドルサイズのハーレーがお安く手に入るというのは、悪くないかも知れませんね!