ハーレーパーツメーカー~Koyo(JTEKT:ジェイテクト)

当コラムでは、ハーレーパーツメーカーを順次紹介しております。前回は、ブレーキシステムの専門メーカーであるベルリンガーについてお伝えしました。
今回は、世界的に認知されている日本のベアリングブランド、Koyoをご紹介いたします!
KoyoはトヨタグループJTEKTのベアリングブランド!
Koyoと聞いてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、Koyoは日本が世界に誇るベアリングブランドなのです。そのベアリングを使用した自動車用ステアリングシステムやトランスミッション、パワートレインは、JTEKT(ジェイテクト)から販売されています。
JTEKTも知らない方がいるかもしれませんが、同社はトヨタグループの一員で、わずか17社しかありません。JTEKTの資本金は455億円以上で、連結従業員数は4万6,000人以上。これらの数字からその事業規模をご理解いただけるでしょう。
ぜKoyoやJTEKTの認知度が低いのかと言うと、これは1921年に創立された光洋精工株式会社と、1941年に設立された豊田工機株式会社という2つの老舗メーカーが合併して2006年に新しい会社だからです。この光洋精工がKoyoブランドを支えていると考えられます。
Koyoブランドとして販売されるベアリングは、トヨタグループ17社の一員が製造しており、その信頼性と性能は非常に高いものとなっています。ハーレーバイカーの知らない場所にも、Koyoベアリングが使われている可能性があるかもしれませんね!
Torrington 1958-1999年ビックツイン用 カムベアリング
品番:WWC-63-100
メーカー:W&W
価格:¥2,340(税込)
ここでご紹介するのは、そのKoyo製品の一例です。
この製品は、ハーレー純正で採用されているTorrington(Koyo)製の1958-1999年ビッグツイン用のカムニードルベアリングです。オーバーホール時にぜひご検討ください!