スポークの交換期限やアルミホイールの寿命についてのお話!
モーターサイクルが唯一接地し続ける場所であるタイヤは、極めて重要なパーツです。これまでもタイヤの交換時期についてお話ししてきましたが、今回はスポーク&ホイールの話をしましょう。
スポーク&アルミホイールのメンテナンス方法や交換時期、交換費用などについて詳しくお話しします。
スポークは張りを調整すべし!
まずはスポークの交換時期についてです。これは「何年に一度」といったように設定されていません。正しく調整され続け、錆などによる劣化がなければ、基本的には車両の寿命と同じだけ使用できます。
正しい調整(メンテナンス)とは、スポークの張りを適切に調整することを指します。スポークは一見単純な部品に見えますが、リムとハブを均等なテンションで繋ぐようにバランスが取られています。
このスポークの張り調整を定期的に行うことで、真円度が保たれ、良好な乗り心地と適切な衝撃吸収力が発揮されます。また、スポークの寿命も延びます。錆が進行しないよう、定期的な清掃や保護も同時に行うと良いでしょう。
ではスポークの調整、いわゆる芯出し・振れ取りの方法ですが、これは基本的に素人が手を出す部分ではありません。下手に調整すると高速走行時に安定性を失い、転倒する危険性がありますので、プロにお任せしましょう。
スポーク調整の工賃は概ねホイール1本で1万円弱、スポーク交換ならば1万円以上に加えて部品代もかかります。スポーク自体は高価ではありません。
アルミホイールの寿命は?
次にアルミホイールの場合ですが、こちらも極端に大きな衝撃や接触がなければ、基本的には定期的に交換する部品ではありません。車両の寿命と同じだけ使用することが可能です。
アルミホイールのメンテナンス方法は、スポークホイールよりもシンプルです。洗浄して保護、すなわちコーティングするだけです。凹凸を乗り越えた際の衝撃で変形していないかも同時に確認すると良いでしょう。また、飛び石などで生じた傷は、可能な範囲でタッチアップしてコーティングを施しましょう。
アルミホイールが変形したり大きな傷が入った場合は、ホイールを新品に交換することになります。この場合、新品のホイール代と工賃(5,000円程度)を見ておけば十分です。
19インチ スポークセット クローム
品番:1100-0001
メーカー:GUTS CHROME
価格:¥14,630(税込)
最初にご紹介するのは、「19インチ スポークセット スチール製クロームメッキ」。ショートシャンク40本入りです。
このスポークセットは、スチールハブ(ワイド)に適合します。長さ8-1/4インチ、ニップル付きで、ドロップセンターリム用です。
DSI製 19X2.50 ドロップセンターリム クロームメッキ
品番:DS-380010
メーカー:Drag Specialties
価格:¥27,280(税込)
続いてご紹介するのは、上掲のスポークとともに使えるドラッグスペシャリティーズ製ホイールリムです。
このリムは、19X2.50インチ クロームメッキ仕上げのドロップセンターリムです。合わせてどうぞ!
リア アルミハブ 2000年以降 3/4ベアリング
品番:45-0332
メーカー:V-TWIN
価格:¥60,610 (税込)
最後にご紹介するのは、V-TWIN製のリアアルミハブです。
適合車種は2000-07年ソフテイル、2000-05年ダイナ、2000-01年ツーリング、2000-04年スポーツスターです。アクスル径は3/4インチ、シールドベアリング装着済みで、クローム仕上げです。補修やカスタムにどうぞ。
以上が、スポーク&ホイールに関するメンテナンスや製品紹介の内容です。
バイクの安全性と快適性を高めるために、適切なメンテナンスを心がけましょう。また、重大な事故につながる可能性があるため、取り付けは正規ディーラーもしくは専門のショップで行いましょう!