サイドスタンドやスタンドスプリングの寿命や交換時期ってあるの?

ハーレーダビッドソンに限らず、バイクを駐輪する際にサイドスタンドやセンタースタンドは必要不可欠です。
オイル、プラグ、タイヤ、チェーンなどの消耗品にはある程度交換時期が定められていますが、バイクの重量を支えるサイドスタンドやスタンドスプリングにも寿命や交換時期はあるのでしょうか。
今回は、スタンドとスタンドスプリングの寿命や交換時期について解説します。
サイドスタンドとスタンドスプリングは劣化する!
サイドスタンドが破損したという話はあまり聞きませんが、金属でできている部品のため、いつかは寿命を迎えます。
特にキックスタートの車両の場合、エンジン始動時にサイドスタンドに大きな負荷がかかり、損傷することがあります。また、スタンドスプリングはサイドスタンドの上げ下げを繰り返すことで機能が低下したり、保管状態が悪いと錆が発生し、機能しなくなることがあります。
例えば自転車のスタンドの交換時期は5~8年程度と言われています。 しかし、ハーレーのサイドスタンドには、厳密な寿命や交換時期の明確な定義はありません。
サイドスタンドとスタンドスプリングは不具合が出たら交換!
サイドスタンドには決まった寿命はありません。サイドスタンドの角度が明らかに変化していたり、クラックが入っていたりする場合は交換しましょう。
キックスタンド コンプリートKIT
品番:2610-0010
メーカー:GUTS CHROME
定価:¥16,720 (税込)
適合: 36-86年 FX&FL / 84-99年 FXST
最初に紹介するのは「キックスタンド コンプリートKIT」です。スタンドのほか、ブラケット、ロックタブ、スプリングが付属しており、補修に最適です。
スタンド スプリング OEM50011-30 3.4インチ
品番:2610-0000
メーカー:GUTS CHROME
定価:¥836 (税込)
適合:71-84年 ショベル / 80-90年 FLT / 57-84年 スポーツ
続いて紹介するのは、スタンドスプリング OEM50011-30 3.4インチです。こちらも補修用として最適です。
スタンドスプリングについては、劣化が見られる場合は交換しましょう。使用中に違和感を感じたら、確認するようにしてください。特にヴィンテージハーレーの場合、サイドスタンドとスタンドスプリングの劣化は避けられません。心配な方は早めに交換することをおすすめします。
カスタムサイドスタンドに関する豆知識
ローダウンカスタムやフロントフォークをロングフォーク化した場合は、車高が変わってサイドスタンドの長さが合わなくなります。そのままではバイクが立ち過ぎたり、逆にスタンドが届かなくなったりするので、車高に合ったサイドスタンドに交換しましょう!
V-Twin製 89-03XL用1インチショートスタンド
品番:27-0520
メーカー:V-TWIN
定価:¥15,290 (税込)
適合:89-03年 スポーツスター用(Lシリーズを除く)
ローダウンサスペンションを取り付けた際などに使用できるショートスタンドです。純正より1インチ短くなっています。
1インチオーバー ロングサイドスタンド 1936-88年FL/FX 2-4インチロングフォーク用
品番:DS-240050
メーカー:Drag Specialties
定価:¥10,381 (税込)
適合:36-86年 4速ビッグツイン / 84-88年 ソフテイル
ドラッグスペシャリティーズ製の1インチオーバーレングスサイドスタンドです。主にフロントフォークを2~4インチロングに変更した場合の調整用にご使用いただけます。純正の長さに対して約1インチ長くなっています。
W&W 84-03年スポーツスター キックスタンドエクステンション
品番:WWC-46-244
メーカー:W&W
定価:¥14,850 (税込)
適合: 84年〜03年スポーツスター
最後に紹介するのは、W&W製キックスタンドエクステンションです。取り付けるとスタンドの出し入れが楽になります。本製品を取り付けるには、スタンドに穴を開ける必要があります。
最後に、サイドスタンドの交換作業にはジャッキアップが必要です。DIYで作業する場合は注意が必要です。自信がない方は迷わずショップに依頼しましょう。