ハーレーのクラッチが重い原因と軽くする裏技はコレだ!

ハーレーダビッドソンに乗り慣れている人にとっては普通でも、初めて乗る人は驚くことが多くあります。
その代表的なものが「クラッチが重い!」という点です。これは本当なのでしょうか?もし本当だとしたら、その原因と対策はあるのでしょうか?
ハーレーのクラッチが重いのは本当?
ハーレーのクラッチが重いというのは、多くの場合真実です。
その理由はいくつかあります。まず、ハーレーは大排気量エンジンを搭載しているため、クラッチは大馬力・大トルクを伝達する必要があります。そのため、クラッチスプリングの張力が強めに設定されていることが、クラッチの重さに繋がっています。
また、ハーレーは長年、多くのモデルでケーブル式クラッチを採用してきました。一方、ホンダのゴールドウイングやBMWの大排気量モデルなどでは、油圧式クラッチを採用しているケースが多く見られます。一般的に、ケーブル式クラッチは油圧式クラッチよりも重くなる傾向があります。そのため、特にケーブル式クラッチを採用しているツインカム以前のモデルでは、クラッチが重く感じられる傾向にあります。
クラッチが重い場合の対策
ハーレーのクラッチが重い場合、どのような対策ができるのでしょうか?
・1. ケーブル式クラッチのメンテナンス:** ケーブルを洗浄・注油し、スムーズに作動する状態を保つことが重要です。また、手のサイズが小さい場合は、クラッチレバーの位置を調整することで操作性を向上させることができます。調整機能がないレバーの場合は、パーツ交換を検討しましょう。
・2. ライトクラッチキットなどの専用パーツの使用:** ライトクラッチキットはクラッチ操作を軽くする効果が期待できるため、おすすめです。具体的な製品は後ほど紹介します。
・3. ロッカークラッチ(フットクラッチ)への変更:** ハンドシフトと組み合わせることで、クラッチ操作を足で行うことができます。外観のカスタム要素に加え、クラッチの重さを解消できるため、一石二鳥の効果が得られます。
おすすめの対策パーツ
最後に、当店で販売中の対策用パーツをご紹介します!
キジマ ライトクラッチキット ビッグツイン 07-17年 6速用
品番: HD-04489
メーカー:KIJIMA
価格:¥9,900(税込)
適合:07年以降(ダイナは06年)の6速ビッグツイン用・ツーリングは16年まで(油圧クラッチ不可)
最初に紹介するのは、キジマ製「ライトクラッチキット」。重さは純正に比べ約30%軽減。(半クラ時:メーカー公表値)。
渋滞時のクラッチ操作のつらさを軽減します!
5速用とはガスケットが異なります。取り付けは専門店にて行ってください。
キジマ ライトクラッチキット 94-21年スポーツスター用
品番: HD-04485
メーカー:KIJIMA
価格:¥9,900(税込)
適合:94-21年スポーツスター、96-10年ビューエル用
続いてご紹介するのは、同じくキジマ製「ライトクラッチキット」ですが、94-21年スポーツスター、96-10年ビューエル用。
重さは純正(04年式まで)に比べ約30%軽減。(半クラ時:メーカー公表値)。
キジマ ライトクラッチキット ビッグツイン用 87年以降 5速用
品番: HD-04484
メーカー:KIJIMA
価格:¥9,900(税込)
適合:87-06年(ダイナは05年まで)5速ビッグツイン※油圧クラッチ不可
続いては、同じくキジマ製「ライトクラッチキット」ですが、87年以降の5速ビッグツイン用です。重さは04年までの純正に比べ約30%軽減。(半クラ時:メーカー公表値)
付属のガスケットは5速ミッション用です。6速用とはガスケットが異なります。取り付けは専門店にて行ってください。
EASYBOYライトクラッチキット 87-99年 EVOビッグツイン用
品番: B17-115
メーカー:Burly BRAND
価格:¥12,540(税込)
適合:87-99年EVOビッグツイン用
こちらは「EASYBOYライトクラッチキット」。
ロッカークラッチキット4速用1936年〜79年 ブラック
品番: 22-1016
メーカー:GUTS CHROME
価格:¥35,750(税込)
適合:1936年〜79年迄のラチェットトップ・トランスミッション用
最後にご紹介するのは「ロッカークラッチキット」。必要に応じて、リリースレバー(7200-1001)、ジョッキーシフトレバー(7200-0306)、レバーノブ(21-2011/9100-0003〜9100-0007)、パッド(28-0301/28-0302/AM-005)、オフセットのスペーサー(7200-0003 3インチオープンベルト・純正アルミプライマリーの場合に必要です。)をご購入下さい。
1979年後期以降のロータリートップ・トランスミッション車輌には取り付け出来ません。