雷雲が見えたら要注意!バイクにも雷は落ちるのか?

投稿日:2025-07-22

先日「台風時期は水没に注意!水没時の注意点と対処法はコレだ!」という記事を掲載しました。しかし、この時期に気をつけなければいけないのは、大雨だけではありません。バイクに乗る方は、雷(落雷)にも注意が必要なのです!

そこで今回は、雷雲が見えたり、雷鳴がとどろいたときの対処法についてご紹介します。

台風時期はバイクも水没に注意!水没時の注意点と対処法はコレだ!

 

雷はバイク(バイカー)にも落ちる。命を落とす例もあり!

雷が人間に落ちてしまったら……考えるだけでも恐ろしいですが、実際に落雷すると、高い確率で死に至ります。スポーツをしている人が被雷したというニュースは、残念ながら毎年のように報道されています。

では、自動車やバイクはどうでしょうか? 日本中で多数のバイクが走り回っているにもかかわらず、バイカーが被雷したというニュースはあまり聞きません。もしかしたら、バイクは被雷しないのかもしれません……

いいえ、そんなことはありません! アメリカでは、実際に多くのバイカーが被雷しているという報告があります。「バイクのタイヤはゴム製だから大丈夫」という話も聞きますが、それは事実ではありません。YouTubeで検索すると、バイクに落雷した瞬間の動画も見つかります。

そのことから、結論として雷はバイクにも落ちます!

 

雷雲や雷鳴に遭遇したら退避すべし!

では、落雷の被害を避けるにはどうすれば良いのでしょうか? まず大切なのは情報収集です。事前に走行ルートや目的地周辺の天気予報を確認し、雨雲レーダーなどのアプリで常に最新の情報を入手しておきましょう。

それでも雷雲が近づいてきたり、稲光が見えたり、雷鳴が聞こえてきた場合はどうすれば良いでしょうか? その時は、走行を中断し、安全な場所に避難することが最優先です。

気象庁のウェブサイトによると、「鉄筋コンクリート建築、車(オープンカーを除く)、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。また、木造建築の内部も基本的に安全ですが、家電製品や電気配線、天井・壁から1メートル以上離れれば更に安全です」とされています。この情報を参考に、適切な行動を取りましょう。

 

落雷しやすい物体の近くは危険!

避難する際には、近くに危険な物体がないかにも注意が必要です。

具体的には、高い木、電柱、鉄塔、ガードレールなどは危険です。雷は電気であり、地面よりも高い物体や通電しやすい物体に落ちやすい性質があります。そのため、これらの物体の近くには決して避難しないでください。

 

情報収集を徹底し、雷が近づいたら避難を!

バイクにも落雷する危険性があることを改めて認識し、常に情報収集を怠らないようにしましょう。そして、雷雲や雷鳴、落雷が近づいてきたら、速やかに安全な場所に避難してください。

これが、落雷から身を守るための最も重要な対策です。

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