ハーレーパーツメーカー~NGK

ハーレーで使用できる純正部品およびサードパーティ製パーツを供給するメーカーを、このシリーズでご紹介しています。今回は、スパークプラグでお馴染みの「NGK」です!
NGKは日本の老舗企業であることを、ご存知ですか?
NGKの正式な企業名は日本特殊陶業株式会社
NGKといえばスパークプラグです。1937年にスパークプラグ製造からスタートした日本特殊陶業株式会社は、現在でもスパークプラグを主力製品としています。
NGKのスパークプラグは高性能・高品質・高耐久性を誇りながら、適正価格、というよりも大変お求めやすい価格です。ハーレーをはじめとする世界中のモーターサイクルメーカーの新車に標準搭載されているほか、四輪車にも多く採用されています。
1958年には、熱伝導率に優れた銅を中軸に使用し、ポケットの広い金具を採用、さらに絶縁体の頭部にひだ(コルゲーション)を設けることで電気的絶縁性能を向上させた「NGKスーパープラグ」を発売しました。
1964年には、F1に初挑戦したホンダにスパークプラグを供給しました。
1982年には、交換距離が従来の2万kmから10万kmへと飛躍的に向上した白金プラグが登場し、スパークプラグの新時代を築きました。
1996年には、世界初のイリジウムプラグ「イリシリーズ」を開発しました。着火時に電極が爆発のエネルギーを奪う消炎作用の低減を可能にし、ワンランク上の走りを求めるドライバーに支持されました。
2011年発売の「プレミアムRX」は、世界初の新素材「ルテニウム配合中心電極」と「白金突き出し+オーバル形状」外側電極を採用し、抜群の着火性を実現しました。低燃費、耐汚損性、ロングライフなど、トータル性能を極めた製品です。
そして2019年には、国内の二輪車補修市場向けスパークプラグの新ブランド「NGK MotoDX」を発表しました。これからもNGKのスパークプラグにはお世話になりそうです。
NGKはスパークプラグを主力製品としていますが、事業の多角化も進めています。ICパッケージ、排気ガス浄化用センサー、静電チャックといった製品は「NTK」ブランドで供給しています。
さらに今後は、需要の拡大が期待される医療・環境・エネルギーといった、自動車業界・二輪車業界以外の分野へも活躍の場を広げていく予定です。
一方、スパークプラグ一筋のNGKではありますが、事業を多角化させてもいます。ICパッケージ、排気ガス浄化用センサ、静電チャックといった製品は「NTK」ブランドで供給しているのです。
さらに今後は、需要の拡大が期待される医療・環境・エネルギーといった、自動車業界・二輪車業界以外の分野へと活躍の場を広げて行くことを狙っているそうです。
NGKプラグ BPR5ES
品番: BPR5ES
メーカー:NGK
価格:¥715(税込)※1本の金額
適合:1975-99年ショベル〜EVOビッグツイン(ポイント点火用)用
ねじ長:19.0mm ロングリーチタイプ
「NGKプラグ BPR5ES」。BP5ES(抵抗なし)はメーカー廃盤となりました。
純正5RL・チャンピオンRN13LYCと同等のプラグです。
NGKプラグ DCPR7EIX SOLID イリジウム
品番: 2103-0525
メーカー:NGK
価格:¥2,794(税込)※1本の金額
適合:1999年から現行のツインカムモデル&1986年から現行のスポーツスターモデル用
中心電極にイリジウム合金を採用し、電極を白金より細くすることで火花が飛びやすく、着火性能を向上させています。さらにサーモエッジ効果でカーボン汚損にも強いプラグです。
イリジウムプラグは始動性・加速性・アイドリングの安定性の向上、さらに燃費にも優れています。純正6R12・チャンピオンRA8HCと交換が可能です。ターミナル側は固定となっており、脱着はできません。