【ビンテージハーレーにもETCは取付け可能】料金所のETC専用化に備えよう!
ここ数年、高速道路の料金所ではETC専用レーンが当たり前になりつつあります。大都市圏だけでなく、地方でも同じ傾向が見られ、時間帯によっては現金レーンがほとんど閉鎖されている場合もあります。ツーリング先で「現金レーンが見当たらない!」という経験をした方も増えているのではないでしょうか。
そこで今回は、「高速料金所のETC専用化に備えよう」と題し、ETC搭載についてご説明していきます。
高速料金所のETC専用化が進んでいる!
冒頭でも少し触れましたが、料金所がすべてETC専用という場所が増えています。首都高速の入り口なども、ETC車載器がなければ通行できないケースが増加しています。
現在、多くの料金所では高齢者の方が働いており、日本社会は高齢化・人手不足が進んでいます。そのため、ETC専用化の流れは今後も着実に進行すると考えられます。
旅の自由を愛するハーレーバイカーにとって、日本中を快適に走るためにも、ETC装着はもはや必須条件といえる時代になりました。
ETCを搭載するメリット&デメリット
ETC搭載の最大のメリットは、何と言っても料金所をスムーズに通過できることです。グローブを外して財布を出し、お釣りを受け取るといった一連の動作が不要になるため、ツーリング時のストレスが大幅に軽減されます。特に雨の日や真冬のツーリングでは、グローブを外して小銭をやり取りする必要がなくなるので、快適さを実感できるはずです。
さらに、ETCを利用することで各種割引を受けられる場合もあり、走行距離が多いほどメリットは大きくなります。
一方で、導入コストがかかることや、取り付けに手間がかかる点はデメリットといえるでしょう。また、バイクは雨風や振動にさらされるため、ETCの設置場所や配線にも注意が必要です。
とはいえ、ハーレー・バイカーの多くは街乗りよりも、日常的に高速道路を利用してツーリングに出かける方が大多数だと思われます。そうしたライダーには、ETC搭載のメリットが圧倒的に大きいと断言できます。
バイク専用ETCはETC2.0が主流!
「ETC車載器には四輪用と二輪用がある」ということは、すでにご存知の方も多いかと思います。ハーレーに取り付ける場合は、当然ながら二輪専用ETCが必要です。二輪用は、防水・防塵性や振動対策が施されているため、四輪用を流用すると誤作動のリスクがあります。
2025年現在、主流となっているのはETC2.0対応機種です。従来型(ETC1.0)は「料金の支払いのみ」でしたが、ETC2.0は渋滞情報や経路案内など幅広いサービスに対応しており、将来的には駐車場やドライブスルーなどへの利用拡大も予定されています。
また、二輪用ETCにはアンテナと本体が一体化した「一体型」と、アンテナが分離した「分離型」とがあります。ハーレーのように車両の外観を大切にしたい場合は、本体をシート下などに設置できる分離型が人気です。
ETCは自分で取り付けできる?
「ETCの取り付けはDIYでできるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。確かに、機械を取り付けて電源を接続し、アンテナを取り付ければ一見動作しそうです。
しかし実際には、防水処理や振動対策、アンテナの配置、ハーレー特有の配線レイアウトなど、考慮すべき点が多くあります。
さらに、車両情報をETCシステムに登録する「セットアップ」という作業が必須ですが、これは専用機材を持った登録店でしか行えません。自分で取り付けた場合も、最終的にはショップに持ち込む必要があるのです。
そのため、最初から取り付けとセットアップを同時にプロに任せたほうが合理的です。仕上がりも安心でき、トラブルも少なくなります。
ETCはビンテージハーレーにも取り付けできる!
現行モデルに限らず、比較的年式の新しいハーレーであれば、ETC取り付けは問題ありません。一方、「ビンテージハーレーにETCを取り付けたい!」という方もいらっしゃるでしょう。結論からいうと、多くの車種で取り付けが可能です。エボリューションはもちろん、ショベルヘッドなどでも、電源さえ確保できればETC搭載は問題ありません。
先ほども触れましたが、ETC本体の設置場所については車種ごとに工夫が必要です。シート下にスペースがない場合は、サイドバッグ内に設置したり、専用ETCバッグを活用したりするなど、愛車の外観を損なわない方法を選びましょう。アンテナについては、視認性と通信の良さを考慮し、ハンドル周辺に取り付けるケースが多いです。
結論:ハーレーにETCは必須の時代!
料金所のETC専用化が進む今、ロングツーリングを楽しむハーレーバイカーにとって、ETCは快適さへの投資といえる装備です。
二輪専用のETC2.0を選び、信頼できるショップで取り付けとセットアップを行えば、どの年代のハーレーでも高速道路を快適に利用できるようになります。長く乗り続けたい愛車だからこそ、自由な旅をサポートする装備としてETCの導入を強くおすすめします。
ETC アンテナトリツケステー ブラック
品番:HD-06662
メーカー:KIJIMA
価格:¥3,740(税込)
天板サイズ:40x32mm
最初にご紹介するのは安心の日本メーカー、KIJIMAのETC搭載用ステー。角度調整式で強力な両面テープによる貼付けタイプです。アンテナ取り付け安全条件を満たしており、自由な場所にETCを取付可能となります。
アルミ削り出しブラックアルマイト仕上げです。
ETC アンテナトリツケステー クロームメッキ
品番:HD-06661
メーカー:KIJIMA
価格:¥3,740(税込)
天板サイズ:40x32mm
続いてご紹介するのは、上掲製品のクロームメッキ仕上げバージョン!
ETC アンテナトリツケステー シルバー
品番:HD-06660
メーカー:KIJIMA
価格:¥3,740(税込)
天板サイズ:40x32mm
最後にご紹介するのは、上掲商品のアルミ削り出しシルバーアルマイト仕上げバージョン!




