サスペンションを交換して抜群の乗り心地を手に入れよう

投稿日:2017-11-07

“サスペンション”……というと、バネのことを連想する方も多いと思いますが、実際にはそうではなく、オイルを用いたり、空気を用いたり、そもそもフレーム自体がサスペンションになっていたりと、そう単純な造りではありません。

タイヤとバイク本体をつなぐ重要なパーツが“サスペンション”です。路面からの衝撃を吸収し、車体を支えるパーツだけに、選び方一つで搭乗者の乗り心地を左右します……今回はそんなサスペンションについてのお話です。

 

サスペンションの歴史

これはハーレーだけに限りませんが、バイクの創成期、サスペンションはフロントのみにしか与えられていませんでした。後輪は、それこそオールドスクール好きには堪らないフレーム自体がしなることで衝撃を吸収する、リジッドフレームでした。

一方、フロントに与えられたサスペンションと言えば、スプリンガ一、あるいはガーターフォークのようなスプリングが剥き出しのものでした。

スプリングとダンパー機能を内蔵したテレスコピック式に取って代わられ、リアにもサスペンションが与えられるようになりました。ハーレーを例に挙げると、テレスコピックは1949年から、リアサスは1952年から採用されています。サスペンションが変化を遂げたのは、いずれもパンヘッドの時代ですね。

 

サスペンションの内部

このように、進化を遂げてきたサスペンション。内部はバネとダンパーで出来ています。バネが伸び縮みすることでショックの吸収や路面の追従を行い、ダンパーと呼ばれる抵抗装置でそれを制御しています。

またスプリングに加え圧縮空気の力を利用したエアーサスペンションも存在します。FLH系のツアラーモデルには、このエアーサスペンションが搭載されていますね。

 

サスペンションの選択

ハーレーのカスタムでサスペンションを交換する理由として、最も高い理由が「ローダウン」化ではないかと思います。しかし、車高を低くしたいという理由でサスペンション選びをすると、当然、走行性能を損ねることになりかねません。体への負担はもちろん、ハンドルを取られてしまう場合もあります。またサスペンションが短いとスプリングがハード(硬く)に設定され、サスペンション本来の機能を果たさないケースもあります。
ではどういう状態が良いのかと言えば、硬すぎず柔らかすぎず、ライダーの体格や体重、乗り方等に合わせて調整されたサスペンションがベストということになりますね。ただし、これはあくまでも走行性能という一面でみた場合です。
当然、見た目重視のカスタムがしたい! という方も大勢いらっしゃることでしょう。ハーレー好きが求めるものは、走行性能や乗り心地だけじゃないからですね。それでは、当サイトで取り扱っているサスペンションを紹介しましょう。

 

マクスポート 11インチサス スポーツスター ブラック

品番:2800-2811

メーカー:MAXSPORT

価格:¥18,308(税込)

マクスポート サスペンションは車種別専用設計のローダウン用サスペンションです。短い設定ながらも充分なショック機能を備え、足つき性と地を這うようなルックスを実現させてます。5段階プリロード調整機能・専用レンチが付属します。1979-2014年のXLモデル / 1982-94年FXRに適合します。(ベルトとベルトガード干渉する場合はガードを外してください。)上下ボルト穴内径約16mm

 

マクスポート 4速用11インチ リアサス クローム

品番:2800-2817

メーカー:MAXSPORT

価格:¥16,238(税込)

マクスポート サスペンションは車種別専用設計のローダウン用サスペンションです。短い設定ながらも十分なショック機能を備え、足つき性と地を這うようなルックスを実現させてます。5段階プリロード調整機能。1973-84 ショベル4速フレーム角スイングアーム用

 

プログレッシブ 412シリーズ ローダウン11インチサスペンション

品番:412-4062C

メーカー:PROGRESSIVE

価格:¥38,880(税込)

プログレッシブ 412シリーズ ローダウン11インチサスペンション 2004年以降 スポーツスター各モデル用 クロームメッキ 定番の11インチでかなり車高が落ちます。チョッパー風のカスタムはもちろん、足つきの悪さの改善にもなります。女性にも大変お奨めのサスペンションです。

 

PAUGHCO製 12インチリジットバー

品番:313

メーカー:PAUGHCO

価格:¥15,260(税込)

パウコ製 12インチ リジットバー クローム。丸スイングアーム ビッグツイン / 1957-74年 XLモデル。※純正のサスペンションからの交換ですとローダウンになります。

 

いかがだったでしょう?様々なサスペンションを、拝見したいただいたことと思います。やはり、サス一つとってもいそうですが、乗り手にとってのベストチョイスとは、乗り手の望むスタイルに合ったサスペンションというわけですね。少しずつでも構いません。自分のスタイルを確立して、それにあったパーツをチョイスしていただけばと思います。それこそが、最高の乗り心地を手に入れる指針となることでしょう。

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