人気の兆し!HOGGスタイルとは?

最近、巷で耳にする機会が増えてきた「HOGG スタイル」。ハーレー専門誌”Primary”でも「HOGG」スタイルの特集が組まれていますから、今後ますます注目が集まって行くことと思われます。
HOGGスタイルは西海岸のローライダー文化が起源!
チョッパーにオールドスクール、それにバガーやクラブスタイル……ハーレー文化は実に奧深いもので、そうした様々なスタイル=方向性が生まれては消え、一部が定着します。今回ご紹介する「HOGGスタイル」は、アメリカ西海岸発祥のローライダー文化に由来する、ブラックアメリカン(黒人バイカー)が生み出したスタイル。
「HOGG」スタイルの根本にも、その他カスタムスタイルと同じように、”オーナーの人となりを表現するのがHOGGスタイルだ!”、みたいな部分はあるのですが、そこは深く突っ込まず……ここではサラっと、どんな機能・形態が「HOGGスタイル」なのか紹介します。
しっかり走れて・しっかり止まる!
「HOGGスタイル」の車両は、乗り物として成立していることが求められます。
しっかり走り、しっかり止まることは大前提で、それ以外に「サイドウェイズ」、「バウンス」、「ロック」、「シェイク」、「ロール」といったライディングテクニックをキメることが求められます。
HOGGスタイルを実現するカスタムパーツ
では、HOGGスタイルを実現するには、どんなカスタムをすれば良いかと申しますと……
ハンドル
HOGGスタイルでもっとも重要なハンドルバーは、ミートフックスやコルドバなどが定番。これを取り付けただけでHOGGと言っても過言ではない。
ホイール
HOGGの基本はフロント21インチ、リア18インチ。このセッティングがベストとされている。
シート
車体のカラーに合わせて、コルビンにスペシャルオーダーする人が多く見られる。
リア廻り
HOGGはバガースタイルの様にリア廻りをエクステンドすることはなく、純正スタイルのままが基本。
HOGGに欠かせない3つのポイント
カラーリング
バイクをキャンパスに見立てて、オーナーのこだわりとマシンのコンセプトが表現されています。ただのド派手なペイントワークではないのです!
チューニング
エンジンチューンもしかり、性能アップが図られたカスタムパーツに換装し、乗り味を変えることもHOGGの醍醐味と言えましょう。
サウンド
車のローライダーカスタムの影響が大きいとされ、搭載されたスピーカーやウーファーによってクラブサウンドを思わせる「爆音」を奏でます。
いかがだったでしょうか?西海岸発のHOGGスタイルの魅力が充分に伝わったと思います。
日本でも増え始めているので、どこかで目にすることでしょう。