いま狙い目の中古ハーレーを独断と偏見でジャッジ!

投稿日:2018-03-06

一言でハーレーと言っても、実にバラエティ豊富。それこそが、ハーレーが根強い人気を誇る秘訣ではないでしょうか?2018年の新車ラインアップを見ても、ストリート系からツアラー、トライクまで、千差万別・百花繚乱です。

それが今回のお題である”中古車”であれば、憧れのヴィンテージバイクから、絶版してしまった隠れ名車・珍車、それに意外にお値打ちな現行モデルの中古まで、選り取り見取りなわけです。

そこで今回は、”今狙い目の中古ハーレー”を独断と偏見でご紹介しちゃいましょう!

 

ダイナは今が狙い目!

さて、最初にご紹介したいのは、ズバリ「ダイナ」です!その理由については……

不朽の名作!ハーレー人気モデル紹介〜FXR

コチラの過去記事でも触れています通り、なんと2018年のラインアップからダイナ系が抜け落ちてしまったから……改めてご紹介しておきますと、ダイナフレームとは、1991年に登場した新シャシーのこと。「FXDB Dyna Glide Sturgis」に初採用された、エンジンを2点でラバーマウントするフレームが、その中心となります。それにより生まれた独特な乗り味と、リア2本ショックのアメリカン・モデルらしい車体構成が魅力です。

その新車が無くなってしまったわけですから、中古で探すしかないのです!もちろん「将来的な値上がりも……」という助平心満載な方にとっても、魅力的なモデルとなります。

程度の良いダイナを探すなら、今しかありません!

 

強烈な加速が魅力のSシリーズ!

2016年に登場したのがSシリーズ。ダイナ、ソフテイルのスペシャル仕様であり、CVOだけに許された強烈な加速が味わえるエンジンを搭載していました。最初に登場したのは「FLSS ソフテイルスリムS」と「FLSTFBS ファットボーイS」。続いて、ダイナ系の「FXDLS ローライダーS」がリリースされました。

この3車には、いずれも総排気量1,801ccのスクリーミンイーグルツインカム110エンジンが搭載されており、パワフルなエンジンをシンプルな車体で楽しむためのモデルであります。

この3車、もちろん全て魅力的ではあるのですが、特に注目したいのは「FXCLS ローライダーS」。その理由は……(しつこいようですが)生産が終了してしまったダイナ系だから。本モデルは、ハイパフォーマンスエンジンに対応してプレミアムエマルジョンサスペンションを装備しているうえ、ビキニカウルとドラッグバーを標準装備!見た目もカスタムモデルのようで良い感じなのです。

これまた将来的な値上がり必至の今狙っておくべきモデルと言えましょう。

 

ナックル&パンは永遠に不滅!

さて、最後にご紹介するのは……ヴィンテージハーレーの王様”ナックル”&”パン”。遠の昔から高騰しておりまして、今や良さげな四輪新車がポンと買えるようなお値段がついているのは、ご存知の通りです。

 

例えば、コチラは36ナックル!ハーレーの魅力はエンジンにあり、アルミのような軟弱な素材は邪道だ、というハーレー原理主義者の方ならば、”ナックル”搭載モデルに幾ら払っても、惜しくないはずです。

 

その”ナックル”の弱点であったヘッド周辺を改善して1948年に新登場した”パン”ヘッドエンジンを搭載した各車も高嶺の花です。

そんな無粋なお値段の”ナックル”&”パン”ですが、バイカーの憧れであることに違いありません。将来これが値下がりする可能性は全くないことも、皆さんご理解いただけるでしょう。

ということで、”ナックル”&”パン”は、欲しい時が買い時です。

 

“今の狙い目”を見逃すな!

いかがでしたでしょうか?今回は筆者の独断と偏見で、今狙い目の中古車をご紹介してみました。

程度の良いダイナ系は、後々減る一方に違いありません。Sシリーズも同様です。そして憧れの”ナックル”&”パン”は未来永劫、値下がりすることはありません。

ということで、ここに紹介した3シリーズ、まさに”今”が狙い目なのですよ。

 

参考-ハーレー
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