発砲音に終止符を!アフターファイヤーを抑える方法

投稿日:2018-07-27

アフターファイヤーってご存知ですか?時に公道で目に(耳に?)することがる、排気系内で発生する爆発のことでございます。似た言葉でバックファイヤーというのがありますよね?こちらはエンジン燃焼室内で何らかの原因で燃焼しなかった混合気が吸気側に戻って、そこで爆発してしまうこと。コチラは吸気系や燃料系に延焼して、大惨事に繋がる危険性があるものです。

今回は前者、アフターファイヤーを抑える方法について、ご説明してみたいと思います。

 

そもそもアフターファイヤーとは?

さて、冒頭で、アフターファイヤーとは、排気系内で発生する爆発、と書きました。もう少し具体的にご説明しますと、エンジンで完全燃焼しきれねかった未燃焼ガスが、エグゾーストマニホールド内やマフラー内で、熱が原因で引火することで発生する爆発、ということです。「パッパーン!」などと爆竹みたいな音がしますし、炎が見えることもあります。

 

アフターファイヤーの原因は二つ

それでは、何故アフターファイヤーが発生するのでしょうか?その原因は……「混合気が濃すぎる・薄すぎる」あるいは「点火時期のズレ(遅れ)」という二つが考えられます。

原因が「混合気が濃すぎる・薄すぎる」場合についてですが、プラグの焼け色を見ると、ある程度判断できる場合があります。キャブレターに装備されているパイロットスクリューで調整してあげると良いでしょう。ただし……「点火時期の遅れ」が原因でアフターファイヤーが起こる場合でも、プラグのくすぶりが起きていることがありますので、ご留意ください。ということで、実際の作業はプロにお願いするのが良いと思われます。

次に「点火時期の遅れ」が原因の場合。こちらは点火時期を調整するのですが……コチラも作業はプロにお願いするのが確実です。

 

マフラーをノーマルに戻すと治ることも!

いかがでしたでしょうか?今回は、アフターファイヤーを抑える方法について、ご説明してみました。ところで、マフラー交換したら、突然アフターファイヤーが発生するようになった、という方はいらっしゃいませんか?筆者は経験あります。そんなときは、ノーマルに戻してしまえば、一先ず解決してしまう場合がほとんどです。急ぎ解決したい方は試してみてくださいね。

 

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