ハーレーの電動バイク「LiveWire」が2019年8月に発売するらしい!

ハーレーと言えばVツインエンジン……という常識が、将来的には覆ってしまうかも知れません。ハーレーの電動バイク「Live Wire」の発売が迫っているのです!
もちろん過去にも幾つかの例外的な水冷エンジン搭載モデルや、アエルマッキを筆頭にヨーロッパメーカー系の小排気量モデルをラインアップしていたハーレーですが、電動バイクの発売が現実味を帯びている、という事実は、案外知られていないのではないでしょうか?
ハーレーの電動バイク「LiveWireTM」とは?
コチラが、その「LiveWireTM」。Vツインエンジンが収まるはずの部分には、ドデカいバッテリーなどが鎮座しており、紛れもない電動バイクなのです。
本車両ですが、ちょっと古い話で恐縮ですが……2018年7月30日にアメリカのハーレー本社が配信したリリース「HARLEY-DAVIDSON ACCELERATES STRATEGY TO BUILD NEXT GENERATION OF RIDERS GLOBALLY」に掲載された公式画像なんですね。
詳しい方にとってはアレな話ですが、元々、ハーレー本社は既に電動バイクの開発に着手しておりまして、2014年には「Project LiveWire」というプロトタイプを試作していましたが、そのアップデート版が、今回の「LiveWireTM」なのです。
既に日本公式サイトには……
この新しくパワフルかつ使いやすいプレミアムモーターサイクルはー真のハーレーダビッドソン電動二輪車はどうあるべきかー世界中のライダーテストを行なったLiveWireTMプロジェクトからヒントを得ている。
ハーレーダビッドソンのすべての車両同様、LiveWireTMはエキサイティングであり、見た目、音、感触全てが魅力的でオリジナル。
という文字も踊っていたりもします。
かっちょいい動画も公開されていますので、ご覧ください!
ハーレーは電動バイクに注力する見通し!
驚いたのが、こうしたデザインスケッチを公開していること。
軽量で操作性に優れ、都市部を走破できる電動二輪車のさらなる拡張モデル二輪のさらなるスリルを体験したい人たちへ、2022年に登場予定。
と記載されています。
これはハーレーが何度か失敗してきた小排気量モデルへの再挑戦への意欲を示しています。フラットトラッカーのほか、自転車(ロードバイク・BMX)をモチーフにしており今風ですが、ちょっと心配になってしまいます。
ハーレーの電動バイク、売れるかな?
いかがでしたでしょうか?今回は、ハーレーの電動バイク「LiveWireTM」をご紹介してみました。将来的に電動バイクに力を入れる、ということですが果たして売れるのでしょうか……
この類の車両は結局のところ価格競争になります。確実に製造はアメリカ本国ではなく、アジアの何処かになることでしょうね。そんなハーレー、本当に売れるかな?ちょっと心配になってしまった筆者です。