ハーレー2019年ソフテイルモデルについて学ぼう!

投稿日:2018-10-26

ダイナ系モデルの販売が終了してしまった現在……ソフテイル系モデルは、これまでの最もベーシックなハーレーとしての役割のみならず、新たにビッグツイン・エンジンでスポーティな走行を楽しむモデルとしても、選ばれることになりました。

“ソフテイル”の由来は、リアリジッド=ハードテイルに見えつつもサスペンションを搭載しているから”ソフト・テイル”→ソフテイル、となったことは、皆さんご存知のことと思います。搭載するエンジンは一貫してビッグツインです。

 

2019年ソフテイル系モデルは10車種!

コチラに載せているのはハーレーダビッドソンジャパンのウェブサイトのキャプチャー画面。ご覧のように、スフテイル系モデルは全10車種をラインアップしています。

まぁ基本構成は同じなワケですが、近年の無精なバイカーさんに向けて、それぞれに味付けが変更されているわけです。以下、各モデルを駆け足で紹介して行きます。

 

コレがダイナの後継車なのか……FXDR!

FXDR™114

2019年のニューモデルとして登場したのがFXDR™114。ハーレー公式サイトには……

封印を解かれたようなパフォーマンスとスタイルで魅了する、FXDR™114。ストレートでは疾走し、コーナーでは俊敏に。それは常識を覆す感覚。

と記載されておりまして、新たなソフテイルシャシーへの漲る自身が伺え、そしてダイナ系モデルの後継とも思わせるスポーツテイストをプッシュした仕上げとされています。

 

そのエンジンは、Milwaukee-Eight 114。迫力溢れる2-1エグゾースト、レーシングスタイルが際立つ倒立式フロントフォーク、新型のエアインテーク、マシンの輪郭を長く見せるストレッチタンクを装備。そしてシートと一体とされたカットフェンダー的なリアフェンダーのデザイン処理も、本モデルへの意気込みを感じさせます。

 

両拳で風を切るStreet Bob®

Street Bob®

最初にご紹介するのは「Street Bob®」。ソフテイルフレームが際立つミニマムスタイル=ボバーモデル。エンジンはパワフルかつスムーズなMilwaukee-Eight107。

 

ミニエイプバーハンドル、スポークホイール、チョップドフェンダー、埋め込み式デジタルメーターも特徴です。

 

70年代スタイルが特徴のLow Rider®

Low Rider®

お次は、70年代イメージのタンクグラフィックが特徴の「Low Rider®」。ヘッドライトバイザーからエグゾーストまで、クローム仕上げされています。

 

モダンクラシックなエクステリアに似合うきゃすとホイールがセレクトされています。

 

アグレッシブで大胆なデザインのFat Bob®

Fat Bob®

アグレッシブで大胆不敵なスタイルが魅力の「Fat Bob®」。フロントフォークは倒立タイプ。フロントブレーキはデュアルディスク。そしてエンジンは、Milwaukee-Eight107か114を選べます。

 

大胆なデザインのLEDヘッドライトやキャストホイール&ファットタイヤを装備しており、ちょい悪な仕上がりでございます。

 

クラシックボバーの生まれ変わりがSOFTAIL SLIM®

SOFTAIL SLIM®

戦後直後の1940年代を彷彿とさせるエクステリアとMilwaukee-Eight® 107 V-Twinエンジンのパワーと鼓動……これぞハーレーってな感じの高性能ボバーが「SOFTAIL SLIM®」。

 

スポークホイール、チョップドフェンダー、ハリウッドハンドルがクラシックな雰囲気を醸し出しています。

 

スポーツツアラーなSPORT GLIDE®

SPORT GLIDE®

ソフテイルにツアラーの要素をプラスしたのが「SPORT GLIDE®」。Milwaukee-Eight® 107 V-Twinエンジンをソフテイルの車体に搭載。フロント倒立サスなど、足回りも強化。

そしてフロントフェアリングとブラックマフラーに象徴されるカスタム的な要素も相まって、スポーツツーリングの世界を開拓します。

 

ファットカスタムアイコンの創始者がFat Boy!

FAT BOY

ファットカスタムアイコンの創始者がFat Boy。従来モデルに比べて29ポンドもの軽量化を実現しています。エンジンはMilwaukee-Eight® 107または114を選択可能。

 

サテンクローム仕上げのエクステリアと、ファットな前後ホイール……この路線でカスタムを進めたい、という方にとっても最適なモデルであります。

 

SOFTAIL DELUXE®はノスタルジックなクルーザー

さすがに10車種全部は多いっすね……少し飽きてきましたが……

続いてはSOFTAIL DELUXE®。50年代テイストを醸し出すエクステリアが魅力です。ホワイトウォールタイヤやクロームスポークホイル、豪華なヘッドライトやフェンダーなど、堂々たるエクステリアでございます。

 

エンジンはMilwaukee-Eight® 107です。これぞソフテイルってな感じの、ソフテイルらしさ溢れるモデルです。

 

現代のチョッパー、それがBREAKOUT®

低く、長く、引き締まったボディが特徴のBreakout。チョッパー的なモデルですが、リアタイヤは240mmと、クラシカルなドラッグレーサーを彷彿とさせます。

エンジンはMilwaukee-Eight® 107または114を選択可能。

 

13.2Lのガソリンタンク、スピードメーター・フューエルゲージ・ギアインジケーターを表示するデジタル式ライザーケージを搭載しています。

 

今はやりのダークなソフテイル、それがHERITAGE CLASSIC

HERITAGE CLASSIC

古き良き時代のアメリカンモーターサイクルを現代に蘇らせたHeritage Classicですが、2019年モデルでは、今はやりのダークカスタム的なテイストが加えられております。

エンジンはMilwaukee-Eight® 107または114を選択可能。

 

堂々とした、その独特なスタイリングは、着脱可能なウィンドシールド、ロック可能な密閉型サドルバッグが生み出すもの。

これまた一つの定番モデルとして、存在し続けているのでありまっす。

 

ニューモデルから伝統的モデルまで、選り取り見取り!

いかがでしたでしょうか?今回は、駆け足で、2019年モデルのソフテイルファミリーをご紹介してみました。

注目はニューモデルFSDRですが、伝統的なFAT BOY やHERITAGE CLASSICなども、もちろん継続して販売されており、まさに選り取り見取りな感じですね。

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