グラフィックデザイナー「グラファーズロック」が手がけた唯一無二の「アイアン1200」

投稿日:2019-07-16

いつもお役立ち情報や旧車ネタ、パーツ情報を中心にお伝えしている当コラムですが、今回は珍しく、カスタムバイクをご紹介しましょう!

それが、グラフィックデザイナーのGraphersRock(グラファーズロック)こと岩屋民穂氏がハーレーダビッドソン・ジャパンとコラボして生まれた唯一無二の「アイアン1200」、その名は「グラファイトロック」です。

 

デザインしたのは岩屋民穂氏!

まずはデザイナーからご紹介しましょう。担当したのは車名の通り「グラファーズロック」。そのグラファーズロックを主催するのは岩屋民穂氏。インディーズからメジャーレーベルまで様々な CD ジャケット、音楽まわりのデザインを手掛け、幅広い分野でアートワークを展開。様々な企業、ブランドとのコラボレーションを行い、テン年代の東京ポップカルチャーのデザインを牽引、提示し続けています。

ということでカスタム車両とは申しましたが、基本的にはグラフィックが特徴となる1台であると、そういうことであります。とは言え、岩屋氏はデザイナーであってペインターではありませんので、バイク専門の「ハイ・パフォーマンス・ペイント・ファクトリー」を標榜するGlanz(グランツ)が実際に各パーツにペイントを施しています。

 

デザインしたのは岩屋民穂氏!

 

コチラが、その「グラファイトロック」。「アイアン1200」をベースとしており、基本的にはフルストック状態なのに、この激変ぶり……

カスタムバイクにおいて如何にペイントが大切なのか……それを如実に物語っております。

 

蛍光イエローのタンクの上にモノトーンのカモフラージュ柄、その上に、これは何と表現するのでしょうか……ライムグリーンの不規則な模様が描かれております。この蛍光イエローの下には発色を良くするため、下地にクリームが塗られているのだそうです。これは「グランツ」ならではのノウハウと言えましょう。

岩屋氏のデザインで特徴的なのは、タンクに貼られたデカール「FREEDOM」を始めとする大小様々なロゴやテキストが外装パーツ各部に描かれていること。

 

エアクリカバーもこんな感じで仕上げられております。大変お恥ずかしいことに筆者はアート方面にうといのですが……なんか近未来???みたいでカッコいいかな、と思います。

 

外装パーツ各部、と書きました通り、サイドカバー、前後フェンダーなんかも、同じテイストで仕上げられています。

 

ということで、「グラファイトロック」は「アイアン1200」のガワをカッコよくしてみました!というカスタム車両なのでした。ご興味を持たれた方は、本車両の特設サイトに岩屋氏へのインタビューや制作工程が詳しく載っていますので、是非ご覧ください!

ちなみにお恥ずかしい話ですが……筆者には本車両のカッコ良さが今一つ分からなかったです。筆者にとってカスタムペイントはファイヤーパターンなんですよ……やっぱ古い人間って駄目ですね 笑

 

参照-ハーレーダビッドソン・ジャパン
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