実際の所どうなの?XG750 ストリート750の評判!

ハーレーが水冷Vツインエンジンを搭載した「ストリート750」を世界初公開したのは、2013年冬に開催されたEICMA2013(ミラノショー2013)のこと。その翌年となる2014年に「ストリート750」は、2015年モデルとして市販されました。
今回は、そんな「ストリート750」の世間的なレビューや特徴について、筆者の独断と偏見をベースに、お話ししてみましょう!
ストリート750を復習しよう!
さて、コチラが最新モデルの「ストリート750」であります。車両の開発コンセプトは、モデル名に付与されているように、ストリートを楽しむ、というもの。ストリートというのは公道という意味ではなくて、本モデルの場合は”街中”といった意味合いであると、筆者は解釈しています。
現在のハーレージャパンのウェブサイトを覗いてみますと……
「究極のアーバンマシンこのマシンは、都会のストリートを走り抜けるために生まれた。都会にふさわしい存在感をベースになめらかで軽快なスタイル」
と記載されています。
で、もう一つの特徴は……既存モデルとは比較にならない低価格を実現した点にあります。新開発の水冷V型2気筒750ccエンジン、しかもハーレーとしては珍しくバルブ駆動にはSOHCを採用していながら、2020年1月現在で、車両本体価格は88万3,300円。スポーツスター系の最安モデル「SUPERLOW」が134万4,200円ですから、このお値段は際立っていると言えるでしょう。
さて、車両の方を見てみますと、注目すべきはエンジン。上述しましたように、新開発の水冷V型2気筒SOHC750ccエンジンを搭載しています。“水冷レボリューションX”という呼称が付されています。またシート高は720mmと、エントリーユーザーにも扱いやすい高さに設定されています。
ということで、本モデルはハーレー本社的には、若い世代にハーレーを楽しんでもらいたい、ということで開発したことは明らかです。
ストリート750の評判は……
さて、いよいよ本題。「ストリート750」の評判についてです。
まず、一般ライダーさんの評価については、ネット上でも多数目にすることができます。それによりますと……
・軽い
・良く走る
・気軽に乗れる
・走る・曲がる・止まる、に不満なし
と、概ね高評価であることが分かります。レビューを読み込んでみると、「なんとなく乗ってみたらハマってしまった」といったコメントも見受けられるなど、案外、ベテランバイカーも愛用していることが分かります。
また、女性バイカーさんが「取り回しが楽!」と記載しているレビューも発見しました。軽量な車体というのが、想定外の需要を発掘していく可能性も示唆しているように思います。
ストリート750は乗りやすいバイク!
ということで、前向きに捉えますと、「ストリート750」は良いバイクであることが判明しました。ですので筆者は「これからハーレーに乗りたい!」という若い方や女性、中高年バイカーさんには、積極的に「ストリート750」をプッシュして良いなと感じました。何と言ってもお値段がお手頃ですから。
今後、もう少しカスタムパーツが充実してくると、より「ストリート750」の注目度が上がって来るに違いない……そう感じた次第です。