長期保管注意!! ガソリンの保管期限があるって本当!?

投稿日:2020-06-19

突然ですが、ガソリンに保管期限があるってご存知でしょうか?イメージ的には、長期間バイクに乗らないとキャブが詰まったり、アイドリング不調になったりすると思ってはいました。

が、正直に告白すると、ガソリンに保管期限があることを筆者は知りませんでした……

 

ガソリンに使用期限があるの?

新型コロナのため真面目にStay Homeしていた筆者。久し振りに愛車のエンジンを掛けたのですが……まぁ特に問題もなく無事でした。乗らなくなったのは4月頭からですから、ガソリンタンク内にあったのは約2ヵ月前のガソリンでした。

そのときフッと思ったのです。「ガソリンの保管期限って、どれくらいなんだろう?」

 

ガソリンの使用期限は6ヵ月だった!

で、Googleさんに聞いてみましたところ……ガソリンスタンド”ENEOS”を運営するJXTGさんのウェブサイトにバッチリ記載がありました。引用します。

Q:燃料油(ガソリン/灯油/軽油/A重油)が劣化しない保管限度はどのくらいですか?

A:弊社では、燃料油に関して、品質保持期限(保証期間)を設けておりません。燃料油は光・保管温度・水分・空気との接触等により、品質に影響を受け、お客様の保管状態によって、この影響が異なるためです。一般的には気温の変化が少ない冷暗所の保管であれば、ガソリン・灯油・軽油は半年程度、A重油は3カ月程度使用に関して問題ないものと思われます。ただし、購入から上記期間内の品質を保証するものではありませんので、早めの使用(入れ替え)を推奨します。

品質保持期限は設けていないものの、一般的な使用条件下であれば、ガソリンの保管期限は6か月である、とのことです。

ちなみに、他媒体さんが業界団体に聞いたという記事にも……

「石油製品は基本的に『生もの』」といい、次のように話します。

「たとえば備蓄用の軽油や灯油については、直射日光を避け、涼しい場所に密閉して保存した場合であっても、使用推奨期間として6か月を目安としています。ガソリンは個人が備蓄するのは危険であるため、使用期限などはあえて明示していませんが、劣化に関しては軽油や灯油と同等に考えてよいでしょう」(石油連盟)

との記述があります。ということで、バイカーの皆さん、ガソリンは6か月を過ぎると劣化する可能性がありますから、気を付けましょうね!

 

画像参考-Unsplash
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