ちょっと待った!外す前にチェーンカバーがあるメリットと役割を理解しよう!

原理主義的なハーレーバイカーさんの一部に、自身が不要と感じる搭載パーツを外してしまう、という方がいらっしゃいます。実は筆者もそうです。「フロントフェンダー?いらんだろ!」って感じです(笑)
なのですが……チェーンカバーについては、外し前にちょっと考えて欲しいことがあるのです。
チェーンカバーの役割は?
というのも当たり前の話ですが、純正で搭載されている部品には役割があるからです。ではチェーンカバーの役割は何かと言えば……それはチェーンをカバーすること。では、何のためでしょうか?
それは……ライダーやタンデムライダーの服なんかをチェーンに巻き込まないため、であります。筆者の友人の話ですが、タンデムライダーがジーンズの裾を破ってしまった、と聞いたことがあります。裾が破れるくらいなら大きな問題ではありませんが、足を巻き込まれてしまっては大変です。
ほかのチェーンカバーの役割として、チェーンが切れたときの飛散を防ぐ、というものもあげられます。もちろんチェーンはバラバラになるワケではありませんが、一か所が切れると、両端が何処に飛んで行くか分かりません。それがライダーまたはタンデムライダーを傷付けてしまう危険性があります。それを防いでくれるのが、チェーンカバーなわけです。もちろん、チェーンオイルの飛散防止にも役立ってくれています。
チェーンカバーを外して車検は大丈夫か?
さてさて、次に気になるのが、チェーンカバーを外すと車検に通るのか問題、であります。これは法律に関することなので、道路交通法・道路運送車両法を調査したのですが、特に規定されていないようなのです(法律に詳しい方、正確な情報があればコメントください)。
なので非常に怪しい解となりますが、チェーンカバーを外していても車検は通る、と思われます。ところが……一部情報によりますと、検査官が危険と判断したら通らないことがある、とのこと。
なので役割と、そのメリットを考慮すれば……チェーンカバーは装備しておいた方が良いのではないか……と思われます。