中古のハーレーを買うときにチェックしておきたい大事なポイント!

ハーレー欲しいっすよね……筆者も883→アイアンスポーツと乗り継ぎましたが、現在は家庭(というかお財布)の事情により手放してしまっていて……ネットで中古ハーレーを物色しては、華麗に乗りこなす自分を夢想するのが唯一の楽しみになっています。
俺氏の話はどうでも良いですね……大事なのは懐具合、だけではありません。「新車では買えないけど中古車なら……」という場合が少なくありません。また旧車ですと、自ずから中古車を購入することになります。
そこで今回は「中古のハーレーを買うときにチェックしておきたいポイント」と題して、お届けしましょう!
何故、中古車を買うのか、将来売るのか?
最初に明らかにしておきたいのは、何故、自分は中古でハーレーを買うのか、ということ。最も一般的なのは、中古で買った方が安いから、ではないでしょうか? 現行モデルであっても、中古車になった時点で多少は価格が下がるのは社会の常識。それを狙っての中古車です。この初期費用センシティブな方の場合、後のメンテナンスコストが掛かってしまったら、元も子もありません。そこをシッカリと事前に確認しましょう。
また「気に入ったモデルが中古車しかないから」という場合もあるでしょう。こうした方は、中古車市場でも選択肢が多くないことでしょう。その中から、どうやって選んだら良いのか、が重要になります。
それからもう一つ中古車を買う前に明確にしておくべきは、近い将来売る可能性があるのか、ということ。リセールバリューを考慮しておくと、いざ売るとなったときの後悔が少なくなると思われます。
ということで、何故、中古車を買うのか、使い将来売る可能性があるのか、を購入前に明確にしておくことを提案したいです。
大切なのは年式と走行距離!
さて、では買うとなったときに何を見るかって話をして行きます。一般的には、お好みの車種や色なんかがあって、ネットでササさーっと眺めて候補を幾つか選んで行くことになると思います。この段階で、何となく相場って感覚がつかめると思います。世の中甘くないので、特別お得な固体なんか、普通は存在しないと考えるべきです。
さて、相場に見合っていそうな数台の候補から絞り込んで行く時に気を付けておくべきは、年式と走行距離です。当然のことながら、年式が新しい、かつ走行距離が少ない個体であれば、消耗品を即交換する必要性は低いはず。またリセールバリューを考慮すると、年式が新しい&走行距離が少ない、は実に有利なのであります。
一方で、年式の割に走行距離が行っているもの、あるいは年式が古いのに走行距離が少ないもの、なんかも存在しています。これらは見る目に自信がある方は検討する価値があるでしょう。
一般人は実車を見るべし!
年式と走行距離(それにお値段)が見合った車両が数台になったところで、実車を見ることをおススメします。業者間の取引であれば、お互いに信頼関係が築けていたり、不文律を共有できていたりするでしょうが、私達にとっては一生に何度かの買い物です。
後々のトラブルを避けるためにも、実車を見ることをおススメしたいです。
まず車両全体を眺めるべし!
さて、いよいよ実車を前にしたら何を確認すべきかというと……まずは全体的な佇まいを楽しみましょう。これは冗談でもなんでもなくて……摩訶不思議な出自の車両(2個1された車両)を感じ取ることも不可能ではありません。「なんでココ新品パーツがついてんの?」など、ヒントを得ることも可能です。
全体を眺めたら、跨りましょう。フレームのゆがみ、フロントフォークの曲がり、などは、後で発覚しても手遅れです。なので、違和感がないか、跨って確認するのであります。
エンジンの様子を確認する!
次に、いよいよエンジン始動です。コレが一発始動しないようでは、ちょっと心配です。それと異音にも気を付けてください。年式と走行距離の割にメカニカルノイズが大きい場合は注意が必要です。
またエンジンの下回りを覗いてみましょう。オイル漏れの確認であります。シール剤で頑張れる場合もありますが、極力オイル漏れが見られる車両は避けた方が無難です。
試乗する!
ここまでOKであれば、最終確認のために試乗させて貰いましょう。真っ直ぐ走るのか、シフトの入り、クラッチの切れ、ブレーキの効き……五感を研ぎ澄ませましょう(笑)
そして気になる部分があれば、納車前に整備してもらうこと。それから購入前に、保証について確認しておくと良いでしょう。