さよなら鉄馬…乗らなくなった不動ハーレーを処分する方法

投稿日:2020-10-20

前回は中古車購入という幸せな話題でしたが、今回は売却について。悲しいですよね……しかしですよ……どんなに大切にしているハーレーであっても、さすがに不動では困ります。売却することができれば、誰かの役に立つことになるはずです。

ということで今回は、「不動ハーレー」を処分する方法について、ご紹介して行きます。

 

買取業者に引き取ってもらうべし!

とは言え、対象案件は不動車ですから、容易には引き取って貰えません。一般的にディーラーは不動車を嫌がったりします。そこで助けてくれそうなのが専門店さん。不動車であっても、手間と時間を掛けつつ、技術で不動車→実動車にしたり、あるいは部品取りにして活用してくれる場合があります。が……引き取りが面倒だったり「そもそもプロショップが近くにないぞ!」という方も少なくありませんよね? 

そこで頼りにするのが買取業者さんであります。電話一本でトラック等で現場まで来てくれるのであります。しかも! 彼等は50cc等のお金にならないバイクの引き取りで困っていますので、ハーレーとあれば、結構すんなり来てくれます。

 

買取業者に頼む際のポイントは……

さてさて、業者さんが来てくれたら、少しでも高額で買い取って欲しいと願うのが人情であります。が……世の中そんなに甘くありません。ハーレーとあなたが紡いだ思い出はプライスレスですが、業者さんが判断するのは、年式と走行距離、それに不動車であればエンジンの状態(キック始動ならキックが降りるのか、など)、外装の状態などなど、であります。で、基本的には、業者さんはスマホでオークション相場を確認して本部と連絡を取りつつ、査定金額を提示してくれます。

なので、通常の中古車のように、売却前に頑張って洗車したり、チェーンにオイルをさしたり……なんてことは徒労に終わります。無駄な抵抗は止めて、ありのままのハーレーを見せてあげると良いでしょう。

 

廃車手続きやナンバー返納は?

もしもあなたが納得する金額を提示されたら、いよいよお別れです。感動のセレモニーや写真撮影会は業者さんの邪魔になりますので、事前に済ませておくと良いでしょう。

冗談はさておき、気になるのは、廃車手続きやナンバー返納ですが……これは普通は業者さんがやってくれます。なので、こちらは車検証(切れていても)を用意しておけば大丈夫です。現金と引き換えに渡します。それと、(ちょっと正確じゃないかも知れません!)手続きの代行をしてもらうため、委任状にハンコを突く必要があると思います。後は現金を受け取ったら、あっさりと売却が完了します。そして1週間ほどすると、業者さんから廃車証が届きます。これがあなたとハーレーが一緒に居た証となります……

このページのTOPへ