もしも自賠責のシールを紛失してしまったら【対処法と再発行について】

投稿日:2024-01-23

バイクに限らず、公道を走行するすべての自動車(特定原付を含めて)は、自賠責保険に加入していなければなりません。堅苦しい言い方をすると、「自動車損害賠償保障法に基づき、自賠責保険に加入していなければ運転することは許されない=無保険運転は違法」となります。

ハーレー乗りの皆さんは間違いなく自賠責保険に加入していると思いますが、万が一自賠責のシールが剥がれてしまった時の対処法をご紹介いたします!

 

自賠責保険への加入は義務

最初にお伝えしておきたいのは、自賠責保険は交通事故による「被害者を救済するためのもの」であるということです。事故の加害者は当然負担を負うことになりますが、その経済的な負担を補てんすることで、最低限の対人賠償を確保することが目的とされています。

近年は賠償金が高騰していますので、自賠責保険だけではまかないきれません。また、自賠責保険は人身事故に対する損害をカバーするものであり、任意保険にも加入すべきですが、少なくとも自賠責保険に加入せずに公道を走行することは法律で禁じられています。

自賠責保険への加入は義務ですので、改めて自賠責保険の重要性をお伝えしておきます!

ちなみに今更ながらですが、250cc以上の車検のあるバイクの場合、車検取得時には自動的に自賠責に加入していますので、「俺、自賠責に入っていないかも‥‥」という方でも、車検に通ったハーレーなら問題ありません。

 

自賠責シールを紛失したときの対処法

自賠責保険に加入するとシールを貰えます。正式名称は“保険標章”と言い、他にも自賠責シールや自賠責ステッカーなどと呼ばれています。250cc以上の車両の場合は車検シールや車検ステッカーがもらえます。これはナンバープレートの左上に貼られているものです。

しかし、経年劣化やいたずらにより、この自賠責シール・車検シールが紛失してしまうこともあります。

 

そのような時は、速やかに「自賠責保険証明書に記載のある保険会社の営業店窓口にコンタクト」しましょう!

窓口まで足を運び、下記の必要物を用意して提出すれば、無事に再発行してもらえます。

  • 自賠責保険証明書(本紙)
  • 保険契約者の印鑑

このご時世だからオンラインで手続きして欲しいものですが、そうはなっていないようです。一方で、郵送で手続きできる可能性はありますから、再発行が必要になったら、自賠責保険証明書に記載のある保険会社の営業店窓口に連絡をする、と覚えておきましょう!

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