ハーレーでも案外多いぞ!立ちゴケしないための予防と原因について

投稿日:2020-11-20

立ちゴケ……筆者も年を重ねてドン臭さに磨きが掛かってきた最近は結構やっていますが……嫌なものですよね。

そこで今回は、立ちゴケの原因と、その予防策についてご紹介しちゃいましょう!

 

立ちゴケするシーンは様々だ……

「立ちゴケ」と言うからには、少なくともバイクが走行していない状態で転倒することが、立ちゴケであります。で……立ちゴケ経験豊富な筆者の経験を振り返っても、実に様々なシーンで立ちゴケしていることが分かって来ました。

そこで以下に、どんな時に立ちゴケしてしまうかをシーン別に説明しつつ、その対処法を具体的にご紹介して行きます。

 

信号待ちでの立ちゴケは「立ち方」を覚えるべし!

筆者は低身長。165cmです。そのうえ短足です。なので……ハーレーならば何とかなりますが、BMW「R-GS」系なんかは地獄になります。そう……信号待ちですら恐怖なのです。なので一般的なハーレーバイカーさんでも、低身長で非力な方だと、例えばスポスタでは、結構危ない状態になることが考えられます。

その対処法は……立ち方のコツを覚えること。これに尽きます。具体的には、お尻はシートからズラして、バイクを直立状態に保つ。これが良い手段です。後は、停止時のブレーキングと発進時のクラッチミートをスムーズにする。これも信号前後での立ちゴケを減らすことに繋がります。

 

取り回しでの立ちゴケは、事前に取り回しを考慮して停車すべし!

次に立ちゴケ率が高いのは、取り回しであります。実際、ライディングの上手い下手は、バイクの取り回しを見れば分かるものです。プロショップのお兄さん達なんかは、片手をシートに、片手をハンドルに、腰を車体に当てながら、スイスイと動かします。あれをお手本に……なんてしてはいけません。あんなことは素人はできないのです。

筆者がおススメしたいのは、取り回しが容易な場所に駐停車するってこと。混み入った場所でバックしながらハンドルを切って、なんてやっていたら、立ちゴケリスクが高いわけです。路面に段差がある場所、路面が濡れている場所への駐輪も、可能であるならば避けてしまう。これが確実な対処法です。

しかし……そうは言っても、取り回しをせねばならない時はあるわけで……そんな時は、己の重心を下げるのがポイントであります。この時、屁っ放り腰になってしまってはいけません。足の置き場をを後方にすることで、低く構えるわけです。また、ハンドルを不用意に切ると、あ……あ……ガシャーンと反対側に倒してしまいます。注意しましょう。

 

積荷や操作の不具合による立ちゴケを防ぐべし!

最後は、積荷と操作の不具合が原因の立ちゴケ。ツーリングバイカーさんなら思い当たることがあると思いますが、荷物は重さが左右均等になるよう搭載すべきです。車体右側が重くなってしまうと……あ……あ……ガシャーンとなり勝ちです。対策としては、左右の重さを考慮しながら積載すること。

また操作の不具合とは、例えば、サイドスタンドをしっかり掛けていなかった、なんてのを想定しています。これは不注意以外の何物でもありません。正しい操作で防げる立ちゴケは防ぎましょう。

 

エンジンガードが役立つ!

そんなわけで今回は、立ちゴケの原因とその予防策をご紹介してみました。

ちなみにベテランバイカーのおじい様が良くやっていますが、巨大なエンジンガードを装着していますよね?教習所のバイクに装着されているような……アレは立ちゴケ防止に非常に役立ちます。どうしても立ちゴケしたくないなら、思い切って装着してしまっても良いかも知れませんね。

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