ミルウォーキー114搭載のエレクトラグライドリバイバル!?歴代の名車が現代に蘇る!

ちょっと情報発信が遅れてしまいましたが……ハーレーダビッドソンが魅力的な限定モデルを発表しましたね!2021年限定モデルの「エレクトラグライド リバイバル」です。
ここでは、モチーフとされたオリジナル「エレクトラグライド」の話題と共に、詳しく本車両を紹介してみたいと思います。
「エレクトラグライド リバイバル」はThe Icons Collection の第一弾
今般発表された「エレクトラグライド リバイバル」ですが、「The Iconic Collection」という新シリーズの第一弾として開発されました。この新シリーズは、歴代モデルのなかの”アイコニック”=象徴的だったモデルをモチーフとして、リバイバルさせる、というもの。シリアルナンバーを付与された限定モデルとして販売されます。
「エレクトラグライド リバイバル」のモチーフは1969年モデル
さてさて、モチーフとされたのは冒頭に記したように、1969年式の「エレクトラグライド」であります。
この「エレクトラグライド」のご先祖様は、1941年にリリースされた「FL」の後継モデルです。これが1949年に油圧フォークを採用した「ハイドラグライド」に進化し、さらに1958年にはリヤサスとリヤ油圧式ブレーキを装備した「デュオグライド」となりました。こうした流れの中で、民生モデルのハーレーとして初めて電気式スターター=セルを搭載したのが「エレクトラグライド」。写真は貴重な1965年モデルであります。
なのでモチーフにすべきはコレであるところなのですが……恐らくきっと、この1965年モデルでは外観上のインパクトがない……ということで選ばれたのが1969年モデルなのではないかと思われます。
「エレクトラグライド リバイバル」の特徴
というのも、1969年モデルの「エレクトラグライド」は、「バットウイング」と呼ばれるフェアリングを装備していたのであります。その外観を再現した、ということになります。
トライトーンのペイントも当時のモデルを再現していまして、確かにクラシカルでカッコいいです。
ちなみにエンジンは114ci=1868ccの「ミルウォーキーエイト 114」を搭載しています!
スポークホイール+ホワイトウォールタイヤの組み合わせ、深いフロントフェンダーのデザインなどは、ハーレーにとってはお手の物! 見事な出来栄えです。
ちなみにお値段は337万5900円でして、日本国内の販売台数はわずか114台!
申込期間は2021年4月27日~5月27日まで。5月29日に各店頭で購入権の抽選イベントを実施するそうです。