旧車のハーレーもペガサス製品を使えばインジェクション化が可能!?

投稿日:2021-09-07

旧車にも最近の機能部品を組み込めば性能が向上し、信頼性が高まる……それは事実であるでしょう。筆者は、例えばマグネトー点火やポイント点火といった古い点火方式のバイクであっても、そのままで乗るのが好きですが、これをフルトラ化する人も少なくありません。

同じことが吸気系でも言えます。ストック状態の摩耗したキャブレターであっても、ジェット類の清掃や交換をチョロチョロしながら乗り続ける人もいれば、さっさと加速ポンプ搭載キャブに変える人もいます。アメリカにはナント、旧車のハーレーをインジェクション化してしまうキットが市販されていたのであります。

 

Pegusus Fuel Injection

それがコチラ!Pegasus Fuel Injectionというキットでございます。これを使うと、ハーレーの自然吸気(キャブレター)車両を、インジェクション仕様に変更できる、とされていました

インジェクション仕様に変更する、というのは思いのほか、大変なんですよね。吸気系だけでなく、ECUやら何やら、一式を変更しなければならないからです。が……本キットは、吸気システム変更に必要なものがすべて含まれています。スロットルボディ、燃料噴射装置、ECU、センサー(排気系に搭載するO2センサーだと思われます)、燃料ポンプ、イグニッションコイル、ワイヤーハーネス、それにすべての取り付けブラケットが含まれます。

実際に搭載するにあたっては、エンジンが好調であること、燃料系も好調であること、など、注意点が多いようです。Bikernet Blogさんという方が、実際に搭載した様子を事細かに写真入りで掲載していますので、詳細は其方をどうぞ!

ちなみに、このPegasus Fuel Injectionの詳細ですが、もしかすると、製造元が事業を終了してしまっているかも知れません。筆者がGoogle先生に聞いた限りでは、オリジナルのウェブサイトは閉鎖されておりました。ご興味を持たれた方は、プロショップの在庫品等を手に入れて、挑戦してみてください!

 

参考:Bikernet Blog
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