2年ぶりのHOT ROD CUSTOM SHOWにニューモデルの「スポーツスターS」が展示されていた件!

12月5日に開催された第30回YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW で、ハーレーダビッドソンジャパンが話題沸騰中の「スポーツスターS」の実車を展示していましたね!ハーレー・バイカーが多い当コラムの読者さんなら、現地でご覧になった方も少なくないかも知れませんが……
ここでは現地に行けなかった方に向けて、写真たっぷりで同車をご紹介しますので、広報写真や海外ロケ写真とは違うリアルな感じをご堪能ください!
コレがスポーツスターSの実車だ!
さてさて、コレが今まで公開されていた「スポーツスターS」。
どんな車両かは、既に当コラムでもご紹介していますが……端的に言えば、「PanAmerica」シリーズと同時に開発された水冷Vツインエンジン(総排気量1,250cc))を搭載した、新しいスポーツスター。それが「スポーツスターS」でございます。
で、今回のホットロッドカスタムショー会場のハーレーダビッドソン・ブースに、早くも実車が展示されたのであります。それが……
コチラ!こうして実車を眺めてみると、あらためて水冷エンジンの存在感があるなって感じます。あと、「スポーツスター」と比較して、塊感っていうんでしょうか?ギュッと詰まった感じもします。
スポーツスターSのディテールを見てみよう!
興味深々なのはエンジンですが、コレがレボリューションマックス1250Tエンジンか……正直に申しますと空冷スポスタ好きの筆者としては、ちょっと憎たらしくも感じる水冷エンジンですが……
水冷V型2気筒DOHC(挟角60度)のレボリューションマックス1250Tエンジンの総排気量は1,250cc。ボア×ストローク=4.13インチ(105mm)×2.83インチ(72mm)というショートストロークを採用。そして驚くべきは最大トルク。125Nm@6,000を発揮します。
で……塊感がある……と書きましたが、これには理由がありまして、「スポーツスターS」のパワートレインは、モーターサイクルシャーシの構造コンポーネントです。つまり、エンジンは動力源であるだけでなく、シャーシの構造要素として機能する。従来のフレーム=骨格がかなり省略された構造なのです。そのディテールは残念ながら掴めませんでしたが、感覚的には伝わってきました。ギュッとコンパクトになった感じがします。
次に目が行ったのがヘッドライト。クラシカルな印象の従来モデルから打って変わって、「スポーツスターS」ではオールLEDヘッドランプを搭載しています。ロービーム、ハイビーム、シグネチャーポジションライト。それらすべてがLED。
フロントがそれならばテールも……ということで、オールLEDのテールライトが採用されています。ストップランプとシグネチャーテールランプがLEDなのです。
また、カスタムバイク然としたバーエンドタイプのミラーですとか……
この右2本出しのアップマフラーというのも「スポーツスターS」の特徴。
また、スクリーンサイズ 109 mm の丸形ディスプレーも良い感じ。残念ながらオンにはできませんでしたが、カラーTFTですから、見やすいでしょうね!
最後はタンク&シート。質感は……まぁ普通です(笑)特にシートなんかは、お好みでカスタムすれば良いですし、タンクも形状は良い感じなので、カスタムペイントを施したら……なんて考えてしまいます。復習しておきますと、このビビッドブラックと、ミッドナイトクリムゾンは185万8,000円(税込)。ストーンウォッシュホワイトパールはオプション価格2万9,700円プラスです。
実車を見ても「スポーツスターS」なかなか良い感じだと思いました!皆さんはどう感じましたか?