ハーレーパーツメーカー～Bassani Xhaust
ハーレーに関わるサードパーティをポツリポツリとご紹介している当コラムですが、今回は排気系のBsssani Xhaustをご紹介して行きます！ちなみに「Xhaust」の記載は「Exhaust」の間違いではなく、これで正しいです。
50年を越える歴史を有するBassani Xhaust
現在では、ハーレー用のみならず、四輪車用排気系メーカーとしても知られるBassani Xhaust（以下、Bassani）ですが、創業者のDarryl Bassani氏が最初にオートバイ用の排気システムの設計を開始したのは1969年のこと。50年を越える歴史を有する老舗企業なのであります。
当初は、当時大流行していた単気筒および多気筒の2ストロークエンジン用に、その後は多種多様な4ストローク用のシステムとレースコンポーネントを設計および構築しました。2バルブ、4バルブ、OHV、SOHC、DOHC……Bassaniはエンジンを含めてチューニングして、ファクトリーチーム向けの排気システムを構築しました。この間、Bassaniは、あらゆるエンジンタイプで何が機能し、何が機能しないかを学んだ、というわけです。これは、トルクを犠牲にしたり、過度のノイズを発生させたりすることなく、広い回転域で最大の馬力を絞り出す方法を学んだ、と言い換えることができるでしょう。モーターサイクルにおいてはスペースが貴重であり、また排気系の傷を隠すことができないため、フィット感と外観の芸術性も求められます。そこも追及していきました。
余談になりますが、Bassaniは四輪の世界では、フォードやトヨタ（TRD）と深く結び付き、活動しています。
さて、モーターサイクルに話を戻しましょう。ここまでの話で想像できると思いますが、Bassaniはパフォーマンス向上を実現する排気系を提供してきました。その技術力をベースに、今ではプロのレーサーのみならず、ストリートライダーにも最先端のテクノロジーを提供しています。
Bassani はハーレー用排気系を100モデル以上を市販！
その恩恵にあずかっているのが、ハーレー・バイカーです。これまでに、優に100を越える排気系システムを設計し、販売しているのです。また、Bassaniが特にアメリカで愛される理由がもう一つ。それは、すべての製品がアメリカで設計、テスト、製造されている、ということ。これはアメリカ人には刺さりますね！
パフォーマンスと品質、それにスタイルの向上をお求めの方は、ぜひBassaniをご検討ください！！
