【2022年版】真冬の長期保管の正しい手順や大事なアレコレについて!

投稿日:2022-12-09

いよいよ年の瀬も近付いてきましたね!「もう今年のバイクはお終い。冬支度しよ!」という地域もあるのではないでしょうか?

そこで今回は、例年お伝えしている「真冬の長期保管」の2022年版をお届けして行きます!

 

ガソリン満タンは常識!

冬支度に入る前に必ずガソリンスタンドに行き、ガソリンを満タンにしましょう。これはタンク内の空気を極力減らすことで結露を防ぐ、という目的があります。さらに2021年度版でお伝えしたように、添加剤を入れておくことで、結露防止効果がアップします。

ということでガソリン満タン+添加剤で結露を防ぐ。必ずこれだけは実行しましょう。タンク内のサビは始動不良等の悪さをします。愛車に長く乗りたいならば、絶対に行うべき作業です。

 

キャブレター内のガソリンを抜いておく!

タンクの保護ができたら次はキャブレター。キャブレター内のガソリンを抜いておきましょう。作業は簡単です。フューエルコックをオフにしてからエンジンを掛けておく。エンジンが止まったら終了です。

キャブレター内にガソリンが残留していると、そのなかに紛れた不純物等がジェット類を詰まらせてしまいます。キャブレター内からガソリンを抜くことでそれを防ぐ、というのがこの作業の狙いです。簡単な作業ですので、ガソリン満タン+添加剤とセットで必ず実行してください。

 

バッテリーは寒さから守るべし!

冬眠からあけた時、直接的にバイカーに打撃を与える可能性が高いのが、バッテリー上がり。これを防ぐには最低でも、バッテリーをフル充電しておくこと、が必須になります。そのうえでターミナルを外しておきましょう。これで翌春早めに動き始めるなら、耐えられる場合もあります。が、万全を期するならば、バッテリーをフル充電して室内保管しておくと良いです。スマホのバッテリーなどで体感できますが、電池は寒さに弱いのです。バッテリー一つくらいなら大した大きさではありませんから、お部屋に入れてあげましょう。

バッテリー充電器はバイカーの必需品!

品番:YUA1201000

メーカー:YUASA

価格:¥8,470(税込)

ここで一つおススメ商品をご紹介しておきます。YUASA製の小型バッテリーチャージャーです。つないでおくだけでバッテリーの充電を行えます。乗る頻度が少ない場合や、停車時でも電気を消耗しがちな車輌などは特にバッテリーの寿命が短くなりやすいので、充電器のご使用をオススメします。

本製品は満充電で休止し、その状態を維持する機能(フロートモード)付きなので、つなぎっ放しで問題ありません。コードは約3m。ワニ口クリップが付属します。また付属の車輌側ケーブルをバッテリーにつなぎっ放しにしておけば、簡単に充電器と接続できるので大変便利です。このお値段で冬眠したバッテリーの性能を維持できるのですからおススメです!

 

タイヤにシッカリ空気を入れておく!

冬眠中にタイヤの空気が減ってしまうと、最悪の場合車両の自重でパンクしたり、あるいはバイクが転倒してしまうことがあります。それらのトラブルを防ぐため、冬眠前に必ずタイヤに空気を入れておきましょう。破裂させない範囲で限界くらいまで入れてしまって大丈夫です。

空気入れもスマート化している!

品番:302-322

メーカー:KIJIMA

価格:¥7,920(税込)

タイヤへの空気入れといえばライダーさんがヘコヘコ上下運動して行うのが一般的でしたが、時代は進化したものです。スマート化=電動の空気入れの時代が到来しています。例えば、この「スマートエアポンプ JP01 2000mAh/7.4V150PSI」。

デジタルディスプレイにスクリーンタッチボタン方式で直感的な操作が可能、というスマートな電動エアポンプです。2000mAh 7.4Vのバッテリーを搭載するコードレス仕様。本体サイズは155×63×39mm、重量428gと軽量コンパクトなので持ち運びも可能。長期ツーリングがお好きなバイカーさんは特に、持っていて損はないでしょう!設定した圧力で自動停止しますから、チューブを破裂させる心配はありません。

オートバイだけでなく、自動車や自転車、ボールやレジャー用品などに対応する5種類のバルブを標準装備していますので、ご家庭に一台置いておくと良いでしょう。

 

外装はケミカルで守っておくべし!

かなり色々と作業して来ましたが、最後にひと頑張りしておきましょう!それが外装類の保護。もう面倒臭いのでケミカルをシュっと吹き付けてお終いにしましょうか?

吹き付けるだけで保護できるケミカル! 

品番:30027

メーカー:KIJIMA

価格:¥1,188(税込)

面倒臭がりなハーレーバイカーさんにおススメしたいのがコチラ!オーストラリアからやってきたヨーロッパシェアNo,1のクリーナー&プロテクトのスプレー剤「VuPlex」。1本で簡単に「洗浄・保護・ツヤ出し」が出来る優れものです。

天然素材を使用しており、素材にも環境にも優しい完全中性成分。食品安全基準すらもクリアしている安全性も自慢。柑橘系の香りで、使用時の不快感もありません。拭き取り時の伸びが良く、使いやすさを体感できます。

金属面のみならず、プラスチックやガラスなどにも適用可能。車や自転車以外にもスマホなど生活用品にも使用できます。

*滑って困るもの、吸収性のある紙・布・革・ゴム等の素材は使用不可です。ご注意ください。

 

鍵は複数使用すべし!

ここまでやれば車両そのものへの作業は完了。あとは車両にロックをしてカバーを掛ければ完了です。が、相変わらずハーレーの盗難が後を絶ちません。鍵は複数使用するのが常識となっています。そのうちの一つとしておススメしたいのがディスクロック。

ディスクロックというのは、ホイールの周りを止めることで盗難を防止するディスクに適用するロックです。

ディスクロックは日常利用でも便利 

品番:1200-5046

メーカー:ON GUARD

価格:¥4,677(税込)

オンガードロックは独自構造によりタフな躯体となっており、盗難行為から愛車を守ります。耐切断・耐ピッキング・耐ドリリング・耐引き抜き性能が高く米国・ヨーロッパにおいても高く評価されているロックメーカーです。

ロック可能面積58mmx56mm シャックル径16.8mm重さ1キロ

 

盗難が心配なら「預かりサービス」を利用すべし!

鍵を二重三重にしても「それでも盗難が心配……」という方もいらっしゃることでしょう。そんな心配性な方にご提案したいのが「預かりサービス」。

一番安心できるハーレーの保管方法は「お預かり」で決定!

以前チラとチラとご紹介しましたが、近年は盗難対策のサービスとして、一部のディーラーやプロショップが預かりサービスを行ってくれるのです。ディーラーやプロショップはセキュリティが圧倒的に高く、24時間365日入出庫可ではありませんが、お値段も案外リーズナブルです。

車両のコンディション維持という観点からも安心ですから、東南の不安に怯えながら春を待つより、預かりサービスを活用した方が良いかもです。検討してみてください!

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