フロントフォークにスタビライザーを取り付けるとどうなるの?

投稿日:2023-10-10

それほど一般的ではありませんが、一部のハーレーバイカーに支持されているパーツがフロントフォークを繋ぐフロントフォークスタビライザー(以下スタビライザー)です。特にロングフォークを装着したオーナーさんなら「装着してみようかな……」なんて考えている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回はこのスタビライザーの説明と、当店ネットショップのおススメ品をご紹介させていただきます。

 

フロントフォークスタビライザーとは

冒頭で軽く説明しましたが、スタビライザーとは左右にある2本のフロントフォークを繋ぎ、フォークの剛性アップやねじれてしまうのを防止してくれるパーツのことです。ステアリングダンパーではありませんので、ご注意ください。

スタビライザーの素材は基本的にアルミ製であり、アルミ削り出しにクリアコーティングが施されていたり、同じくアルミ削り出しでアルマイト塗装が施されていたりとドレスアップ効果もあります。

フロントフォークの剛性高めたりドレスアップをしたい方にとっては、気になるアイテムではないでしょうか。

 

スタビライザーを装着するメリット&デメリット

スタビライザーを装着する一番のメリットは、フロントの強度がアップすることです。左右のフロントフォークが連結されることから、特にフロントフォークが長い=ロングフォークを装着している方にとっては、機能パーツとして期待できます。

また、フェンダーレスにした場合、それまで左右のフォークを繋いでいたステーがなくなるため、フォークの剛性が落ちてしまいます。その対策として、フェンダーレス化した場合の剛性確保にも有効です。

そして、ドレスアップ効果もスタビライザー装着のメリットです。スポーティなルックスに仕上げることが可能になります。

一方でデメリットは、ノーマル状態であれば、スタビライザーで剛性を上げる必要がないとも考えられます。フロントが落ち着かない場合は、ベアリングやフロントアクスル、あるいはステムベアリングに問題がある場合が多いです。しかし、普通に走行する際に剛性が足りないということはありません。ですから、ノーマルやそれに近い状態であれば、特別に必要なパーツではないと言えるかもしれません。

 

R&U 33.4mm用フォークスタビライザー

品番: RE-502

メーカー:R&U PRODUCTS

価格:¥13,860(税込)

今回ご紹介するのはこちらの商品、「R&U 33.4mm用フォークスタビライザー」です。バレル研磨仕上げにより、あえてピカピカさせない大人の仕上がりとなっており、1972年までのXLやFXに使用されていた33.4mmフロントフォークに適合します。

特にフェンダーレスで4インチ以上フォークを伸ばすと、カーブやブレーキを掛けた際に剛性不足でフォークがよれてしまう減少が起きてしまいます。古い社外品を参考に、あえて凝ったデザインではなく、極力シンプルな造形でデザインし、アルミ削り出しで取付もフォークを抜かなくても取り付けできる2ピース構造で製作しました。

以上、フロントフォークスタビライザーの説明でした。装着することでフロントの剛性をアップさせ、操縦安定性を向上させることができます。また、カスタムの一環としてスポーティなルックスに仕上げることも可能です。ぜひ、お好みの商品を選んで、バイクカスタムを楽しんでください!

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