昔は3速だった!? ハーレーのトランスミッションについてのお話

現在では、ハーレーでも5速・6速トランスミッションが一般的になっていますが、かつては3速の時代もあったのです。
そこで今回は、ハーレーのトランスミッションについてお話ししたいと思います!
昔のハーレーは3速だった?
まず、トランスミッションとは何でしょうか。それは、エンジン(クランク)の動力を車輪に伝えるための伝達装置です。多くの歯車や軸で構成されており、走行条件(速度や負荷)に応じてエンジン回転数やトルクを調整し、エンジンの動力をタイヤに伝える役割を果たします。
トランスミッションの段数が多いほど、より細かく効率的に動力を使うことができますが、その分、構造は複雑になり、重量・価格も増します。そのため、1920年代のフラットヘッド(サイドバルブ方式)エンジンを搭載したUL、VL、WLは4速、1930年代のフラットトラックレーサーやサイドカー用のサービカーは3速でした。これが現在では、5速または6速トランスミッションに進化してきました。
一方、ハーレーは大排気量でトルクが豊富であるため、4速ですらギア間の減速比を大きく取り、ゆったりと走ることができる魅力があります。
ハーレーは6速の時代へ
フラットヘッド、ナックル、パン、ショベルと4速で進化を遂げてきたハーレーですが、高速化のニーズに応えてエボリューションエンジンでは5速化を実現しました。
更に高速化を目指したツインカムでは、2007年モデル以降で遂に6速化を果たしました。これにより、高速道路でも他社に負けない性能を手に入れました。ちなみに、スポーツスター1200は5速仕様までです。
37-64年用 トランスミッションメインシャフト
品番:DS-199416
メーカー:ANDREWS
価格:¥63,250(税込)
長さ:11.730”(297.942mm)
OEM:35040-50
最初にご紹介するのは、ANDREWS製の「1937-64年ナックル・パンヘッド用トランスミッションメインシャフト」です。
信頼できるANDREWS製のメインシャフトです。
ANDREWS 1970-84年用 メインシャフト
品番:DS-199418
メーカー:ANDREWS
価格:¥60,720(税込)
長さ:12.470”(316.73mm)
OEM:35039-70B
続いてご紹介するのは、同じくANDREWS製の「1970-84年前期ショベルビッグツイン用トランスミッションメインシャフト」です。
JIMSトランスミッションリビルドキット77-79年
品番:3218-0006
メーカー:JIMS
価格:¥60,060(税込)
次に紹介するのは、トランスミッションのオーバーホールに欠かせない「JIMSトランスミッションリビルドキット77-79年」です。
このキットには、ガスケット、シールキット、ブッシング、ロックワッシャー、シフターフィンガーローラー、フォークシャフトキット、メインケースレース(STDサイズ)、カウンターシャフト、キー、リテーニングリングが含まれています。
JIMSトランスミッションリビルドキット79-86年用
品番:3218-0007
メーカー:JIMS
価格:¥60,060(税込)
こちらもJIMS製で、「1979後期-86年前期 4速トランスミッション用トランスミッションリビルドキット」です。
DSI製 71-84年XLクラッチスチールプレート
品番:1131-0445
メーカー: Drag Specialties
価格:¥10,527(税込)
変速機の紹介に加え、クラッチ関連のおすすめ品をご紹介します。それが「Drag Specialties製1971-84年スポーツスター用クラッチスチールプレート8枚セット」です。トランスミッションのオーバーホールと共に、クラッチ周りのメンテナンスにもご利用いただけます。
V-Twin製 68-84年クラッチ板セット
品番:18-1121
メーカー:V-TWIN
価格:¥13,750(税込)
最後にご紹介するのは、同じくクラッチパーツの「V-Twin製 68-84年クラッチ板セット」です。ビッグツイン4速トランスミッションに対応し、乾式・湿式のクラッチ両方に使用可能な商品です。