【冬季保管での注意点!】そのやり方だとガソリンタンク内に錆が発生するかも!?

投稿日:2024-11-22

さまざまな理由から、「冬の間はバイクに数か月乗らない!」なんて人もいらっしゃいますよね?基本的には、タンクがガソリンで満たされていれば錆びませんが、それだけでは必ずしも錆を防げるとは言い切れません。

そこで今回は、冬季保管時の注意点として、ガソリンタンクを錆から守る方法と、そのために使用できるケミカル製品をご紹介いたします!

 

ガソリンタンク内に水分があると錆が発生!

結論から言うと、なんらかの原因でタンク内に水分がある状態が続くと、冬季に結露し、タンク内が錆びてしまうことがあります。

空気には水蒸気が含まれており、結露により水分となります。それを防ぐために、冬季保管に備えてガソリンを満タンにしているのです。

では、全ての原因は何かというと、一つはタンクキャップのパッキンです。ここが劣化していると、タンクキャップの隙間から空気が出入りし、結露の原因となります。劣化が酷い場合には、雨水が侵入してしまうこともあるでしょう。

これを防ぐには、パッキンの状態を良好に保つこと。また多少の劣化であれば、バイクカバーをして雨水の侵入を防ぐことができます。タンクキャップを開けてガソリンに異臭がある場合は要注意です!ガソリンが腐っている=水分が侵入している可能性が高いです。

 

アーリーガスキャップ【1個売り】

品番:8600-2725

メーカー:GUTS CHROME

価格:¥1,925 (税込)

サイズ:外径64.9mm、内径約37.4mm

最初にご紹介するのは、「アーリーガスキャップ」ガスタンクキャップ OEM 61103-36です。

チョッパータンク・各マスタングタンク・アーリースポーツタンク・ロートンネルタンクに使用できます。

 

ガソリンホースにフィルターを取り付けよう

タンクキャップやパッキンを新品にして、ガソリンを満タンにして冬季保管すれば、基本的には結露の発生を防げます。しかし、特に旧車などでは、タンク内に小さな錆が既に存在しており、冬季後に走行を開始するとそれが剥がれ、燃料系トラブルに繋がることがあります。

このようなタンク内の小さな錆の影響を最小限に抑えるためには、フィルターの追加が有効です。リーズナブルな価格で大きな効果を得られるため、おすすめのソリューションです。

 

クリアガソリンフィルター 6φ

品番:1500-5093

メーカー:GUTS CHROME

価格:¥528 (税込)

たとえばコチラ!「クリアガソリンフィルター6φ」。汎用品です。

全長約52mm、本体約25mm、直径約22mm、定期交換型の格安フィルターです。

 

ガソリンフィルター ガラスタイプ 1/4(6.3mm)

品番:2500-0001

メーカー:GUTS CHROME

価格:¥1,925 (税込)

続いてご紹介するのは、分解洗浄ができるタイプのフィルターです。備えあれば憂いなし。装着をおすすめいたします!

全長約8.8cm 径2.8cm ホース内径1/4(6mm)に適合です。

 

タンク内の錆がひどいときはケミカルで取り除くべし!

フィルターを装着すると、タンク内の状態が手に取るようにわかります。短期間でフィルターに錆が多数溜まる場合は、早めの対処が必要です。

フィルターを交換したり、分解洗浄を繰り返すことで、吸気系やエンジンに金属片が流れ込むのを防げますが、それでもフィルターで捕捉できないサイズの錆が存在します。これは吸気系を詰まらせたり、酷い場合はエンジンにまで到達して問題を引き起こしかねません。

そんな方には、少し手間はかかりますが、ケミカルを活用してタンク内の錆対策を行いましょう!

 

ブルフロッグ ガソリンタンク用サビ取り剤

品番:99901

メーカー:PLOT

価格:¥6,160(税込)

タンク内の錆対策で使えるケミカルが、この「ブルフロッグ ガソリンタンク用サビ取り剤」です。

タンク内のサビを素早く安全に除去。強力なのに肌にやさしい。使用後の溶剤もゴミを取り除けば繰り返し使用が可能。捨てるときも一般的な生活排水と同じように流せます。

短い施工時間…頑固なサビも6時間で落ちます。

繰り返し使用可能…使えば使うほどお得

簡単な処理…環境に配慮したフルーツ酸で取り扱いが簡単

内容量:1000ml (防錆コート剤200mlも付属)

 

屋内保管が最強!心配な方は「預かりサービス」を利用しよう!

タンク内の錆問題はなかなか厄介です。

現在錆が発生していない場合は、基本的にタンクキャップとパッキンの状態を良好に保ちつつ、ガソリンを満タンにしておくことで錆を防げます。それでも不安な方には、「預かりサービス」がおすすめです。北国などでは普及しており、冬季間の間、倉庫などで保管してもらえるものです。これが最強の方法なので、心配のある方はご検討ください!

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