【飲み過ぎ注意】飲酒運転の罰則は懲役+反則金が100万円になることも!

投稿日:2025-01-03

新年おめでとうございます。2025年が皆さまにとって良い年となりますように!

早速ですが本題に入りましょう。年末年始は、何かと飲み会が多くなる時期ですよね? 2025年一発目は、「飲酒運転はダメ、絶対ダメ」というお話です。

 

アルコールが抜けるのにかかる時間、知ってますか?

最近でも、航空会社勤務のパイロットの方からアルコールが検出されて離陸が遅延したり、欠航になったというニュースを見かけますが、アルコールの抜ける時間を誤解しているのでしょう。

では、そもそもアルコールが抜けるまでどれくらいかかるのでしょうか?アルコール健康医学協会さんのホームページによると……

体重約60kgの成人男性で、1単位(ビール中びん1本、日本酒1合、焼酎0.6合)のアルコールが体内から消えるまでに約3~4時間かかります。2単位では、約6~7時間、3単位では、約9~10時間、4単位では、約12~13時間かかります(これは、あくまで目安です。体格、体質、性別で異なります)。

例えば深夜までお酒を飲んでいて、3~4単位のアルコールが体内に残っている場合、アルコールが身体から抜けるまでには約9~13時間かかると考えられ、翌日の午前中はお酒が抜けていないことになります。飲酒した量だけ、代謝には時間がかかるのです。

このように、本人が「少しだけだから大丈夫」と思っていても、実際にはアルコールが体内に残っている場合があるのです。

だからこそ、「飲んだら乗らない」、「飲んだ次の日も、なるべく時間をおいて運転する」が鉄則です。

 

飲酒運転の法律・罰則・違反点・罰金

では、飲酒運転に関する法律や罰則は、どうなっているのでしょうか? 悲惨な事故が何度も繰り返されたことから、年々厳罰化されていることをご存知ですか?

飲酒運転に対しては、行政処分と罰則という、2つの側面から厳しい処分が下されます。

まず、行政処分とは、運転免許の違反点数が加算されることです。

 

酒気帯び運転の場合……

・呼気中アルコール濃度0.15mg/l 以上 0.25mg/l 未満の場合で13点。そして免許停止90日

・呼気中アルコール濃度0.25mg/l以上であれば25点。そして免許取消しの憂き目にあい、欠格期間2年

さらに、酩酊状態(正常な運転ができないおそれがある状態)での酒酔い運転の場合は、**35点**、**免許取消し**(欠格期間3年)となります。

次に、罰則とは、反則金が科されることです。飲酒の度合いによって金額は異なります。

・酒気帯び運転:3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

・酒酔い運転:5年以下の懲役又は100万円以下の罰金

このように、飲酒運転に対して非常に重い罰則が定められていることから、社会全体が「飲酒運転は絶対に許さない」という強い意志を持っていることがわかります。2025年も気を引き締めて、「飲んだら乗るな!」を守りましょう。

 

同乗やアルコール提供者も違反になる!

「自分は飲酒運転しないから大丈夫」と思っているあなたも、注意が必要です。実は、同乗者やアルコール提供者も違反になる可能性があるのです。

特に飲酒運転が原因で重大な事故が発生した場合、警察は関係者全員を対象に、徹底的な事情聴取を行います。「知らなかった…」とシラを切っても通用しません。

先輩や上司の誘いを断るのは気が引けるかもしれませんが、勇気を出して「飲酒運転はダメです!」と伝えましょう。

 

代行サービスの利用

どうしてもお酒を飲みたい場合は、愛車に乗るのは諦めて、公共交通機関を利用しましょう。どうしても車で行く場合は、帰りは代行サービスを利用するなど、安全な方法を選びましょう。

2025年も、皆様が安全で楽しいハーレーライフを送るために、飲酒運転は「ダメ、絶対ダメ」です!

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