ハーレーパーツメーカー~AP RACING

ハーレーは止まらない……と言われることがしばしばありますが、これは日本製のバイクに慣れた方の感覚から来るものでしょう。
日本製のバイクはフロント荷重が大きく、リアは姿勢制御用で、制動は主にフロントを使います。一方、ハーレー・ダビッドソンはどうかというと、リアへの重量配分が大きい設計となっているので、ブレーキもリアを有効に使わないと十分な制動力が得られないのです。
そういう設計思想の違いにより、誤解が生じたと思いますが、ハーレーのリアブレーキは非常に力強いものです。そんなハーレー乗りが愛するブレーキシステムメーカー「APレーシング」について語ってみましょう。
APレーシング
「APレーシング」はイギリス、ウェスト・ミッドランズコヴェントリーに拠点を構える、モータースポーツなどハイパフォーマンス用途に特化した自動車・二輪車用ディスクブレーキ、クラッチのメーカーになります。
2011年には、ニュルブルクリンク24時間レースにおいて、APレーシング製ブレーキキャリパー&ディスクを採用したスバル「インプレッサ WRX STI レースカー」が優勝しています。そんなレースシーンでも活躍する世界一流のブレーキ・システム・メーカーAPレーシングはハーレーのカスタムでも非常に優秀なブレーキシステムとして機能するのです。
APロッキードキャリパー&ブラケットセット
・品番:2700-3001AP
・メーカー:AP RACING
・価格:¥64,132(税込)
APロッキードキャリパー「CP2696 」
こちらはブラケットの付かないアルミキャストブレーキ・キャリパー単体になります。
上記していますが、ワークススーパーバイクに数多く採用されたキャストボディモデルは、確実な制動力とともにカスタムハーレーにもベストマッチする外観を与えてくれます。
品番:CP2696-38EO
メーカー:AP RACING
価格:¥51,408(税込)
リアブレーキには一流メーカーのパーツを
ハーレーに乗ればわかるのですが、リアブレーキの存在は、ハーレーの要と言っても過言ではないでしょう。特にチョッパーなどはフロントをブレーキレスにすることも多いので、なおさらですね。
そんな重要なリアブレーキには世界一流のメーカー部品を取り付けることは決してマイナスだとは思いません。むしろ、積極的にカスタムするのもアリだと思います。まずは止まることを優先させることで、走りも充実できるのではないでしょうか。止まる、曲がるがバイクの基本なのですから。