マスタングやスポーツスターなど、ハーレー用タンク名の由来

投稿日:2017-05-09

最近ではストックのままで乗るという方も増えたようですが、やはりハーレーといえば”カスタムして乗る”という方が、圧倒的に多いことと思います。

当然、ハーレーには数多くのカスタムパーツが存在します。そんな”カスタムパーツ”の中で、単体で最も変化が見られる効果の高いパーツと言えば”ガソリンタンク”ではないでしょうか。

ハーレー用タンクの代表と言えば「ピーナッツタンク」、「エッグタンク」、「マスタングタンク」、「スポーツスタータンク」などが有名ですが、シンプルながらも、どこかユーモラスな響きを持ったネーミングのタンクが多いですよね。そこで今回は、これらハーレー用のカスタムタンクの名前の由来について語ってみようと思います。

 

ピーナッツタンク

チョッパーに乗る方に圧倒的に高い支持を得ている小振りなカスタムタンクと言えば、やはり「ピーナッツタンク」ではないでしょうか。この意味深な「ピーナッツタンク」という名称ですが、由来はそのものズバリ、ピーナッツのような形状が由来です。実にシンプルかつストレートなネーミングには好感が持てますよね。

数多くのアフターパーツメーカーが販売を行っており、ロートンネル、ミディアムトンネル、ハイトンネルと全てのパターンが販売されています。見た目通り容量は少なめで、こまめな給油が必要です。

 

エッグタンク

こちらが「エッグタンク」です。ピーナッツタンクと似た形状ですが全体的に丸みを帯びており、マスタングタンクとピーナッツタンクの中間的な存在となっています。名前の由来もピーナッツタンクと同様に考えていただければいいでしょう。そんなに卵っぽくもない気がしますが……そのせいか「チョッパータンク」と呼ばれることもあるそうです。

チョッパーカスタムの中では定番のタンクですので、数多くのアフターパーツメーカーが販売を行っており種類は豊富です。

 

マスタングタンク

「ピーナッツ」「エッグ」と続いたので、「マスタング」は野生馬に……似ていませんね。こちらの由来は50年代になくなったメ-カ-「マスタング」に純正装備されていたタンクというのが由来だそうです。ちょっとした変化球ですよね。

エッグタンクを伸ばしたような形状をしています。縦に長い分、「ピーナッツタンク」や「エッグタンク」に比べると容量が大きいものが多いようです。

 

 

 

スポーツスタータンク

「スポーツスタータンク」もカスタムでは定番中の定番ですよね。名前の由来も非常にストレートで、ハーレー「スポーツスター」のタンクをそのまま流用した純正タンクです。

「スポーツスタータンク」は〜1995年まで採用されていた2.25ガロンタンク、1996〜2004年まで採用されていた3.3ガロンタンク、2005年から採用されてる4.5ガロンタンクなど、年代別で、容量が異なります。カスタムで最も使われるのは2.25ガロンタンクですね。

 

 コフィンタンク

他のタンクとは一線を画した角張った形状のタンクです。これは「棺桶」をモチーフとしてデザインされているため、このような特殊な形状となっています。

個性的なチョッパー車両などに用いられることが多いですね。

 

まとめ

いかがだったでしょう。ハーレーのカスタム車両によく用いられるタンクの名称の由来をまとめてみました。いずれもシンプルかつストレートなネーミングが多かったように思います。

ガソリンタンクは人間で言えば顔に相当するパーツだと言われています。これからカスタムを考えているという方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょう。

 
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