フロントフェンダーレスの方必見!雨水の巻き上げを抑える簡易式マッドガード

カスタムハーレーと言えば、まず、頭に思い浮かぶのはチョッパーではないでしょうか。映画「イージーライダー」に登場する「キャプテンアメリカ号」などに代表されるあのカスタムですね。長いフロントフォークにピーナッツタンク、キング&クイーンシート、シッシーバーと言った典型的なチョッパーカスタム……むしろ、ハーレーと言ってこちらを真っ先に連想される方も少なくないと思います。
このカスタムは、ロサンゼルスにあったデンバー・チョッパーというカスタムショップから端を発したと言われていることから、一般的に「デンバー・スタイル」と呼ばれています。
チョッパーの定義
さて、ハーレーをカスタムしたチョッパーが、何故、今のようなカタチになったかというと……重くて遅いハーレーダビッドソンを軽快なバイクしようと、フェンダーを切ったり、フレームを切ったり、タンクを小ぶりなものに替えたりしたのが始まりと言われています。チョッパーの語源とは、いらないパーツをチョップしたカスタムだからチョッパーと呼ばれているわけで、フロントフォークが長いからチョッパーと呼ばれているわけではなく、チョップしているからチョッパーなのです。
ですので、一般的に連想されるチョッパーは、「デンバー・スタイル」と呼ばれるカスタムで、チョッパーにはロングフォークでなく、アップハンドルも、シッシーバーもついていないバイクでもチョッパーと呼ばれる車両はあるのです。
では、何故、今のイメージが定着しているかと言えば、それはやはり映画「イージーライダー」がヒットし、人々があの「デンバー・スタイル」をチョッパーと認識したからに他なりません。イメージというのは大事だということですね。
「デンバースタイル」と言えば
さて、日本でもカスタムハーレーというジャンルの中では不動の人気を占めるチョッパースタイルですが、やはり主流は「デンバー・スタイル」ですよね。超ロングフォークはさすがに少数派だと思いますが、フロントタイヤを小振りにしてフェンダーレスにしているのは、ごくごく一般的なカスタムだと思います。やはりチョッパーにはフロントフェンダーなど不要というわけですね。実際、「デンバー・スタイル」でフロントフェンダーが付いているのは確かにカッコ悪いかもしれません。
とはいえ、そうしたカスタムは確かにカッコいいと思いますが、今の時期、確実に困るのが泥よけですね。フロントフェンダーのないバイクで走っていれば、確実に泥、雨水を巻き上げてライダーを直撃することでしょう。オシャレな洋服も台無しですね。視界が遮られ、事故につながる可能性も出てきます。
そこで紹介するのが、簡易型のマッドガードです。
フロントマッドガード(簡易式携帯用泥よけ)
EASY RIDERS製の簡易式携帯用泥よけ、フロントマッドガードです。マジックテープで簡単に脱着可能です。携帯に便利なナイロン製でコンパクトに持ち運びできます。フロントフェンダーを外したはいいが雨の日や突然の雨に困っていた人もこれで安心です!
本体サイズ:縦180mmX横110mm
取り付けベルト:上部全長780mm下部全長340mmX幅19mm
品番:3575
メーカー:EASY RIDERS
価格:¥3,024(税込)
スプリンガーフォーク用フロントマッドガード
EASY RIDERS製スプリンガーフォーク用フロントマッドガード(簡易式携帯用泥よけ)。ご要望の多かったスプリンガー用がラインナップ!
クルクルっと小さく丸めてバイクに携帯しておけば突然の雨にも対応できる優れもの!ナイロン製マジックテープ取付。
ガード本体:全長470mm×高さ120mm×取付ベルト長640mm
取付可能レッグ内幅(Fレッグ径25mmφ):170mm〜220mm
品番:3576
メーカー:EASY RIDERS
価格:¥3,456(税込)
いかがだったでしょう。さすが日本のチョッパー文化の草分け的存在のEASY RIDERSだけに、チョッパー乗りの心情を的確に掴んだ商品ですよね。実際、取り外しも簡単で、持ち運びも容易、さらにはスプリンガーフォークにも対応している商品があるということが驚きです。
やはり、チョッパー乗りじゃないと、この気持ち、伝わりにくいのかもしれませんね。簡易型、マッドガード。チョッパー乗りなら一つは持っていないアイテムの一つです。