オープンプライマリーのベルトって結局何インチ幅がかっこいいの？

筆者の知人のバイクは、オープンプライマリーにカスタムされている車両が多いです。理由は特に聞いていませんが、やはり各々、それがカッコいいと思っているからそのようにカスタムしているのではないでしょうか。

ちなみにそれで性能・仕様云々という話になったことは一度もありませんので、単純に見た目を気にしてのことだと思います。やはり旧車マニアが多いので、自然とそれっぽいオープンプライマリーになるのでしょう。

そこで先日、こんな会話が成されました。「オープンプライマリーのベルトって結局何インチ幅がかっこいいの？」と。正直、絶対に答えの出ない、ただのネタ話です。しかし、予想外に話は展開し、盛り上がったので、今回はやはり正解も答えもないネタになってしまいますが、「オープンプライマリーのベルトって結局何インチ幅がかっこいいの？」という議論を進めて参りましょう。

ベルト幅の主流は1.5インチ、２インチ、３インチ？

現在、オープンプライマリーに用いられているベルト幅は、どれくらいに分かれているのかを調べてみると、大まかに1.5インチ、２インチ、３インチと、３通りが存在することがわかりました。もっと詳しく調べれば細かくなるのかもしれませんが、大まかにはそうなりました。先日、行われた会話でも３通りしか出なかったように記憶しています。

品番：A100-0208s

メーカー：GUTS CHROME

価格：¥59,400（税込）

高品質な素材に表面はハードアルマイトを施したベルトドライブキットです。ベルトも強度にこだわり他社ドライブベルトと比較して1.4倍の強度を出したオリジナルドライブベルトを使用しています。高品質で低価格を実現したベルトドライブキット。
適合:1965-84年の４速ビッグツインクラッチ板、スチールプレート、クラッチハブは純正形状のものがそのままご使用頂けます。取り付け後はキックスターターのみになります。取り付けにはオルタネーターカバー（品番7100-2039）、ベアリングサポート（品番1120-0002）などが別途必要になります。これからオープンプライマリーを目指す方、こちらがお勧めです。

オリジナルベルトドライブKIT2インチ

品番：100-0086s

メーカー：GUTS CHROME

価格：¥59,400（税込）

高品質な素材に表面はハードアルマイトを施したベルトドライブキットです。ベルトも強度にこだわり他社ドライブベルトと比較して1.4倍の強度を出したオリジナルドライブベルトを使用しています。高品質で低価格を実現したベルトドライブキット。
適合:1965-84年の４速ビッグツインクラッチ板、スチールプレート、クラッチハブは純正形状のものがそのままご使用頂けます。取り付け後はキックスターターのみになります。取り付けにはオルタネーターカバー（品番7100-2039）、ベアリングサポート（品番1120-0002）などが別途必要になります。これからオープンプライマリーを目指す方、こちらがお勧めです。

プリモ　オープンベルトKit ３インチ 1936-54

品番：2016-0216

メーカー：RIVERA PRIMO

価格：¥66,960（税込）

RIVERA・PRIMO製のオープンベルトキットです。旧車のカスタムでは定番のアイテムです。チョッパーやボバーにベストマッチ！またクラッチハブはノーマルが使用可能です。オープンベルト交換時はスタンドストッパーの交換が必要です。

細いの太いのそれぞれ特徴は？

とりあえず当サイトで取り扱っている1.5インチ、２インチ、３インチと、それぞれベルト幅の異なるオープンベルトキットを並べてみましたが、1.5インチと２インチのキットには「これからオープンプライマリーを目指す方、こちらがお勧めです」と但し書きにありますが、３インチにはそんな一文はありません。ただし、３インチのみ商品自体が違うので何とも言い難いものがあります。
1.5インチのように細いベルトだと邪魔にならない反面、ベルト自体が切れやすいという特徴があるようです。切れやすいと言っても、そうそう切れるものではないので、あくまでも耐久性の違いだと思います。２インチも同様ですね。組み付けやすく、旧車にも合いやすいのが、このあたりのサイズだそうです。
さて、一番太い３インチですが、こちらは幅が広い分、邪魔になりやすいというデメリットが見られます。左のバンク角も取れず、組み付けが難しいとの話も聞きます。さらに旧車にはちょっとゴツ過ぎるという意見もあり、ちょっと躊躇してしまいますね。ただ、切断のリスクは下がるという意見もあります。

結局、どれがカッコいいの？

それで結論ですが、案の定、結果なんて出やしません。自分の愛車にハマるサイズを装着している車両が一番、カッコいいとしか言えないのです。カッコいい悪いなんて、所詮は主観でしか弾き出せません。ファーストインプレッションを信じてみることが一番なのでしょう。
まぁ、旧車にはそれほど太くないベルトが良いという意見が多かったので、参考にするのはありかもしれませんね。
ただ一つ、言えるとすれば、どの幅がどうこうという決定的な意見は出ていませんので、それよりもオープンプライマリー化で危惧される、子どもをそばに寄せないとか、指を近づけないとか、そういったことに注意したほうがいいかもしれませんね。バイクは楽しむモノであって、決して不幸をばらまくモノではないのです。
それでは結局、結論を出せませんでしたが、バランスの取れた車両に仕上げて、カッコ良いバイクライフをお過ごしください。