バッテリーレスでも安定供給!その名もバッテリーエリミネーター

投稿日:2017-12-15

ハーレーは基本的にバッテリー点火を採用していますが、「マグネトー点火」にカスタムすることで、バッテリーからの電源供給を必要とせずに点火することが可能となります。つまりバッテリーレス化が可能となるんですね。

 

マグネトー点火とは

以前にも当コラムで説明しているのですが、「マグネトー点火」とは簡単に言えば発電機とコイル、ガバナーが一体となった着火装置です。そのシンプルな構造ゆえの耐久性、メンテナンスの利便性やバッテリーを省略して軽量化できる等の利点があり、主にレース車両に使われていまいした。

ハーレーでも、ファクトリーレーサーのWR1958-69年のXLCHにはフェアバンクスのマグネトーが採用されています。

 

バッテリーレス化の不安要素

もちろん、バッテリーレス化した場合、良いことばかりではありません。エンジンをかけるとレギュレーターの電圧も安定せず、エンジンの回転を上げるとライトが明るくなったり、逆に回転が落ちるとすごく暗くなったりするという不具合が生じやすくなります。

そこで、今回今回ご紹介したいのがバッテリーエリミネーターなのです。

 

バッテリーエリミネーター

品番:32-0548

メーカー:V-TWIN

価格:¥6,561(税込)

ACCEL製のバッテリーエリミネーターです。バッテリーレス/マグニート取付車輌の低回転時の灯火類への電圧供給を安定させます。これさえ装着すれば不安要素は解消されますね。

週末・休日にしかバイクに乗れないという方も少なくないことでしょう。そんな方にもバッテリーレス化は最適なカスタムと言えますね。さらにバッテリーエリミネーターを装着すれば、不安材料も消えて楽しいバイクライフが過ごせるというものです。

低回転時の点火にも難があるというマグネトー仕様+ハイコンプエンジン……キック頼りのハーレーライフは厳しいかもしれませんが、その厳しさを乗り越えてこそのハーレー乗りではないでしょうか?キック命の玄人からバッテリー上がりを恐れる週末バイカまで、自分のバイクライフに合わせたカスタムを施してみてくださいね。

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