ヘッドライトとウィンカーのレンズカラーは何色でも大丈夫!?

投稿日:2018-09-14

ハーレーに限らず、日本の公道を走るモーターサイクルには等しく、ヘッドライトとウィンカーが搭載されています。

今回は、その色についてのお話。「ヘッドライトとウィンカーのレンズカラーは何色でも大丈夫!?」と題して、ご紹介してみましょう。面白い答えになりますから、かなり理屈っぽいお話ではありますが、読んでみてくださいね!

 

ヘッドライトのレンズカラーは何色でも大丈夫!?

ヘッドライトとウィンカーの灯火色は何によって定められているのかと申しますと……それは「道路運送車両の保安基準」。が、しかし、そこにはヘッドライト(前照灯)とウィンカー(方向指示器)を装備せねばならない、とだけ記載されており、詳細は「告示」による、とされています。

ということで、まずはヘッドライトのレンズカラーに関する告示とは何かといえば……「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2015.06.15】〈第二節〉第260条 前照灯」にて決められています。

前照灯の灯火の色は、白色であること。

とされています。一方で、前照灯の灯火色に関する保安基準は平成18年1月1日付で一部改正されており、それまでは白色または黄淡色と定められていました。ですので、同時期以前に生産された車両であれば、黄淡色の前照灯もOKなのです。

 

ウィンカーのレンズカラーは?

続いては、ウィンカー(方向指示器)の灯火色についてですが、コチラは道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2009.10.24】〈第二節〉第 137 条(方向指示器)にて決められています。

第 137 条 方向指示器の灯光の色、明るさ等に関し、保安基準第 41 条第2項の告示で定 める基準は、次の各号に掲げる基準とする。この場合において、方向指示器の照明部の 取扱いは、別添 94「灯火等の照明部、個数、取付位置等の測定方法(第2章第2節及 び同章第3節関係)」によるものとする。

二 方向指示器の灯光の色は、橙色であること。

ということで、コチラ橙色。なのですが、ウィンカーの保安基準も変更されてきた経緯があり、1973年(昭和48年)11月30日以前に製造された車種(国産・輸入車問わず)は、”前面は黄色・橙色・白色または乳白色。後面は黄色、橙色または赤色。側面は黄色または橙色”でOKとなります。

 

灯火色とレンズカラーは違う!

ということで、ヘッドライトとウィンカーのレンズカラーは、現行モデルであればヘッドライト(前照灯)は白色・ウィンカーは橙色、ではありません。規定されているのは灯火色であって、レンズカラーではないのです。

ということで、レンズカラーそのものは規定されていないので、極論すれば何色でも大丈夫です。ですので現在の市場にも、クリアのウィンカーレンズなんかがラインアップされているわけです(非適合品も少なくないのでご注意ください!)。

 

ラバーウィンカー用バルブ(オレンジ)

品番:4200-0026

メーカー:GUTS CHROME

価格:¥162(税込)

ということで、ここからは当店販売商品をご紹介しておきます!

まずはガッツクローム製ラバーウインカー用の補修バルブ(オレンジ)。12V10W。1個売りです。

 

YANKEEタイプ ガラスレンズ クリア

品番:100-0670

メーカー:GUTS CHROME

価格:¥1,620(税込)

非常にレアなYANKEE120タイプのウインカーレンズをコピーした本製品。弊社取扱のガイドタイプウインカーの補修用レンズとして使用できます。レンズを入れ替えるだけでグッとイメージが変わります。是非お試し下さい!

ガラス製 1個づつの販売です。レンズ組み換えの際には別売りのガスケット(100-0684)も併せてご使用ください。

 

ラバーウィンカー用アンバーレンズ

品番:4200-0022

メーカー:GUTS CHROME

価格:¥162(税込)

ガッツクローム製ラバーウインカー用の補修レンズです。

 

お好みのレンズカラーを選ぼう!

いかがでしたでしょうか?少し長くなってしまいましたが、今回は保安基準を覗きつつ、ヘッドライトとウィンカーのレンズカラーについてご紹介してみました。

灯火色さえ適合していれば、レンズカラーそのものはお好みで選べますので、お好みのレンズカラーを選んでみてはいかがでしたでしょうか?

 

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