ハーレー2019年ソフテイルモデルについて学ぼう!

ダイナ系モデルの販売が終了してしまった現在……ソフテイル系モデルは、これまでの最もベーシックなハーレーとしての役割のみならず、新たにビッグツイン・エンジンでスポーティな走行を楽しむモデルとしても、選ばれることになりました。
“ソフテイル”の由来は、リアリジッド=ハードテイルに見えつつもサスペンションを搭載しているから”ソフト・テイル”→ソフテイル、となったことは、皆さんご存知のことと思います。搭載するエンジンは一貫してビッグツインです。
2019年ソフテイル系モデルは10車種!
コチラに載せているのはハーレーダビッドソンジャパンのウェブサイトのキャプチャー画面。ご覧のように、スフテイル系モデルは全10車種をラインアップしています。
まぁ基本構成は同じなワケですが、近年の無精なバイカーさんに向けて、それぞれに味付けが変更されているわけです。以下、各モデルを駆け足で紹介して行きます。
コレがダイナの後継車なのか……FXDR!

FXDR™114
2019年のニューモデルとして登場したのがFXDR™114。ハーレー公式サイトには……
封印を解かれたようなパフォーマンスとスタイルで魅了する、FXDR™114。ストレートでは疾走し、コーナーでは俊敏に。それは常識を覆す感覚。
と記載されておりまして、新たなソフテイルシャシーへの漲る自身が伺え、そしてダイナ系モデルの後継とも思わせるスポーツテイストをプッシュした仕上げとされています。
そのエンジンは、Milwaukee-Eight 114。迫力溢れる2-1エグゾースト、レーシングスタイルが際立つ倒立式フロントフォーク、新型のエアインテーク、マシンの輪郭を長く見せるストレッチタンクを装備。そしてシートと一体とされたカットフェンダー的なリアフェンダーのデザイン処理も、本モデルへの意気込みを感じさせます。
両拳で風を切るStreet Bob®!

Street Bob®
最初にご紹介するのは「Street Bob®」。ソフテイルフレームが際立つミニマムスタイル=ボバーモデル。エンジンはパワフルかつスムーズなMilwaukee-Eight107。
ミニエイプバーハンドル、スポークホイール、チョップドフェンダー、埋め込み式デジタルメーターも特徴です。
70年代スタイルが特徴のLow Rider®

Low Rider®
お次は、70年代イメージのタンクグラフィックが特徴の「Low Rider®」。ヘッドライトバイザーからエグゾーストまで、クローム仕上げされています。
モダンクラシックなエクステリアに似合うきゃすとホイールがセレクトされています。
アグレッシブで大胆なデザインのFat Bob®

Fat Bob®
アグレッシブで大胆不敵なスタイルが魅力の「Fat Bob®」。フロントフォークは倒立タイプ。フロントブレーキはデュアルディスク。そしてエンジンは、Milwaukee-Eight107か114を選べます。
大胆なデザインのLEDヘッドライトやキャストホイール&ファットタイヤを装備しており、ちょい悪な仕上がりでございます。
クラシックボバーの生まれ変わりがSOFTAIL SLIM®

SOFTAIL SLIM®
戦後直後の1940年代を彷彿とさせるエクステリアとMilwaukee-Eight® 107 V-Twinエンジンのパワーと鼓動……これぞハーレーってな感じの高性能ボバーが「SOFTAIL SLIM®」。
スポークホイール、チョップドフェンダー、ハリウッドハンドルがクラシックな雰囲気を醸し出しています。
スポーツツアラーなSPORT GLIDE®

SPORT GLIDE®
ソフテイルにツアラーの要素をプラスしたのが「SPORT GLIDE®」。Milwaukee-Eight® 107 V-Twinエンジンをソフテイルの車体に搭載。フロント倒立サスなど、足回りも強化。
そしてフロントフェアリングとブラックマフラーに象徴されるカスタム的な要素も相まって、スポーツツーリングの世界を開拓します。
ファットカスタムアイコンの創始者がFat Boy!

FAT BOY
ファットカスタムアイコンの創始者がFat Boy。従来モデルに比べて29ポンドもの軽量化を実現しています。エンジンはMilwaukee-Eight® 107または114を選択可能。
サテンクローム仕上げのエクステリアと、ファットな前後ホイール……この路線でカスタムを進めたい、という方にとっても最適なモデルであります。
SOFTAIL DELUXE®はノスタルジックなクルーザー
さすがに10車種全部は多いっすね……少し飽きてきましたが……
続いてはSOFTAIL DELUXE®。50年代テイストを醸し出すエクステリアが魅力です。ホワイトウォールタイヤやクロームスポークホイル、豪華なヘッドライトやフェンダーなど、堂々たるエクステリアでございます。
エンジンはMilwaukee-Eight® 107です。これぞソフテイルってな感じの、ソフテイルらしさ溢れるモデルです。
現代のチョッパー、それがBREAKOUT®
低く、長く、引き締まったボディが特徴のBreakout。チョッパー的なモデルですが、リアタイヤは240mmと、クラシカルなドラッグレーサーを彷彿とさせます。
エンジンはMilwaukee-Eight® 107または114を選択可能。
13.2Lのガソリンタンク、スピードメーター・フューエルゲージ・ギアインジケーターを表示するデジタル式ライザーケージを搭載しています。
今はやりのダークなソフテイル、それがHERITAGE CLASSIC

HERITAGE CLASSIC
古き良き時代のアメリカンモーターサイクルを現代に蘇らせたHeritage Classicですが、2019年モデルでは、今はやりのダークカスタム的なテイストが加えられております。
エンジンはMilwaukee-Eight® 107または114を選択可能。
堂々とした、その独特なスタイリングは、着脱可能なウィンドシールド、ロック可能な密閉型サドルバッグが生み出すもの。
これまた一つの定番モデルとして、存在し続けているのでありまっす。
ニューモデルから伝統的モデルまで、選り取り見取り!
いかがでしたでしょうか?今回は、駆け足で、2019年モデルのソフテイルファミリーをご紹介してみました。
注目はニューモデルFSDRですが、伝統的なFAT BOY やHERITAGE CLASSICなども、もちろん継続して販売されており、まさに選り取り見取りな感じですね。