2020年市販予定のニューモデル!ハーレー「BRONX」は100馬力オーバーのストリートファイター!

投稿日:2019-12-27

イタリアで開催されたEICMA2019ことミラノショー2019にて、ハーレー・バイカー注目のコンセプトモデルを展示しましたね!

今回は、そのうちの一台、「BRONX」をご紹介しちゃいましょう。

 

BRONXはストリートの覇者だ!

コチラがその「BRONX(ブロンクス」というコンセプトモデル。“ストリートの勇者”というキャッチコピーと共に華々しく、ワールドプレミアを飾ったのであります。その会場がミラノであったこと、またご覧のフォルムから、ヨーロッパ市場でのシェア拡大を狙ったモデルであることが想像されます。

公式サイトには……

“ハーレーダビッドソンから、Bronxが新登場。堂々とした風格を裏付ける、卓越したパフォーマンス。 トルク、ハンドリング、そしてテクノロジー。その全てが融合し、誕生したマシン。ミドルウェイトに今、新風が吹き込まれる。”

との文字が踊りますが……これだけでは何のことやら……ですね。公式リリースをベースに説明して行きます。

 

本車両は、2020年に発売が開始される予定の2021年モデル、そのコンセプトモデルとなります。生産車は、この車両とはディテールが異なる場合がある、との断り書きがありますが、まぁこんな感じになるのでしょう。ロードスポーツ的な外観ですが、公式リリースは「ストリートファイター」であると、こう申しています。

 

その心臓部は水冷60度Vツインエンジン「 Revolution® Max」新開発。フレキシブルかつ広いパワーバンドを持ち、それでいて高回転でも楽しめるエンジンです。

車両を軽量に仕上げ、またマスの集中化を図ることで優れたハンドリングにするため、エンジンを車体の剛性メンバーにする車体構成とされています。またエンジンの一次振動を抑えるため、エンジンにはカウンターバランサーを装備し、これで快適性と車両の耐久性を高めています。

総排気量975cc から、最高出力115 馬力以上、最大トルク70 ft. lbs.以上を絞り出す、とのことです。

その他の技術的トピックとしては、60度Vツインであり、これがダウンドラフトスロットルボディ(2つ)を搭載スペースを生み出すこと、これにより良好な吸入効率を実現すること、が明記されています。冷却は水冷方式を採用します。

 

また、面白いのは、ブレーキとタイヤに関するコレボレーションをリリースで強く謳っていること。それが、ブレンボとミシュランの採用であります。

ブレンボについては、新しいラジアルモノブロック4ピストンキャリパーが採用されます。

 

またタイヤについては、パフォーマンスとフィーリングを本モデルに最適化するため、ミシュランと共同で開発したものが装備されるそうです。

 

ハンドル、メーター周辺は、メーカーロゴが無ければハーレーとは分からない感じがしまして……これがヨーロッパで受け入れられるのかどうか……筆者には良く分かりません。

 

ということでハーレーがミラノショー2019で展示したストリートファイター「ブロンクス」の公式情報をお届けしました。

本モデルは日本でも発売される模様ですので、ご興味を持たれた方は日本公式サイトを覗いてみてください!

 

参考:ハーレー
このページのTOPへ