【初心者必見!】ハーレーバッテリーの正しい充電方法

投稿日:2019-09-03

もうすぐ9月だというのに暑い日が続きますね……皆さん、ハーレー乗ってます? 筆者は……8月に入ってからというもの、あまりの暑さに放置した状態でございます。そんなモノグサバイカーが直面することが多いトラブルが“バッテリーあがり”であります。バッテリーがあがってしまったら……充電するしかありません。

そこで今回は、ハーレーバッテリーの正しい充電方法をご紹介して行きます。

 

バッテリーを充電しよう!

 

  

暫く放置していたらスタータースイッチを押してもセルが回らない……コレが一番有り勝ちなバッテリー上がりの症状であります。その場合、充電するわけです。

まず最初に必ずやるべきことは……エンジンを切る、です。エンジンを切り、電源をオフにしておきましょう。バッテリーあがりの原因が掴めていない段階ですし、電気を流すのですから(漏電の可能性もあるので)メインヒューズも外しておくと安心なのであります。これで確実に電源を切ることができました。

続いて、端子を外して行くのですが、ご存知の方も多いことと思いますが……それには順番があります。外すときはマイナスから!これ、常識です。プラスから外すとショートする可能性があります。ですので、この順番は必ず守ってください。ちなみに、バッテリー端子は赤と黒になっていますが、必ず黒がマイナスです。続いて、プラス端子(赤)を外します。

 

品番: YUA1201000

メーカー: YUASA

定価:¥ 4,890 (税込)

 

せっかくなのでバッテリーを外して充電しよう!

さて、端子が外れたら、バッテリーをケースと留めているバンド類を外して、バッテリーを車体から外してみましょう。充電だけなら特に意味はありませんが、昔ながらの鉛バッテリーの場合、バッテリー液の液量を確認して、必要に応じて補充しておくと良いのです。また、バッテリーケースを清掃しておくと気持ちが良いのです。

続いて、いよいよ充電。バッテリーと充電器の仕様に従って、ケーブルまたは端子と接続して、充電スイッチをオン!これで充電が完了します。この作業そのものは簡単であります。

 

充電が完了したら元に戻す!

充電器の仕様により異なりますが、充電が完了すると、何か表示されます。それを確認したら、バッテリーを元に戻して行きます。この時大切なのは、端子の装着は外すときとは逆の順番で、ということ。つまり、端子の装着はプラス(赤)から、となります。で、続いてマイナス端子を装着してあげましょう。

このとき、一つ注意事項があります。締め込み過ぎると破損してしまう場合があります。トルクレンチを使うほど繊細な作業ではありませんが、力の余っている方なんかは特に、ソフトタッチでお願いします。

最後にメインヒューズを戻してあげれば完成です。

 

充電したのに、すぐバッテリーがあがってしまうときは……

さて、これで完成と断言してしまったわけですが……実はバッテリーが寿命の場合なんかもあります。そんなときは、暫くすると、再び充電できず、バッテリーがあがり気味になってしまいます。

この頻繁にバッテリーがあがってしまう場合、まず疑うのはバッテリー本体の寿命であります。スマホが普及してからというもの、バッテリーは消耗品である、という認識が広がったので大丈夫だと思いますが、バッテリーは時間と共に性能が下がります。そして最後は力尽きてしまうのです。なのでお年頃のバッテリーは交換が必要なのです。

で、それでも問題が解決しない場合……これはレギュレーターとかオルタネーターといった電装系の不具合が考えられます。電気に強い方ならばご自身で解決すれば良いと思いますが……筆者ならプロに任せます。昔バイク屋さんに言われました。「電装系をいじくりまわした車両ほどタチが悪いものはない!」と……。なので自信の無い方はプロに任せてください!

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