セルフでできる樹脂パーツの日焼け対策&修復方法はコレだ!!

投稿日:2019-10-18

鉄製パーツの使用箇所が多いハーレーですが……それでも最近は樹脂パーツが増えて来ていますね。これは製造原価が安いこと、それに軽量化の意味合いもあり、仕方ないことであります。なのですが……樹脂パーツって本当に安っぽい!ちょっと日焼けしたら黒がグレーに変色してしまうし、紫外線などの影響を受けて、割れてしまうこともあります。

そこで今回は、簡単にできる樹脂パーツの日焼け対策と修復方法について、ご紹介してみます!

 

樹脂パーツの日焼け対策は専用ケミカルで!

さて、まずは樹脂パーツの日焼け対策から。対策といっても、予防であればコーティング剤を塗布しておけば良いわけですが……ここでご紹介するのは日焼けしてしまった樹脂パーツの復活であります。そんなの出来るのかよって思われる方もいらっしゃると思いますが……上手くやれば結構復活するのであります。

それに使用するのが……「P8コート」でございます。自称・洗車屋、実際は「綺麗する」をキーワードにビジネスを展開している企業「笠井工房」さんの製品でございます。

「P8コート」は、レザー・ゴム・プラスチックなどの黒色素材に使用でき、素材の保護・艶出しと共に、劣化・ひび割れをしにくくします。使い方は簡単。スポンジに付けて塗り広げるか、直接吹きかけてから塗り広げて、乾いたらタオルで軽く拭くだけです。タイヤ、レザーシート(黒色など濃い色)、樹脂バンパーのほか、ドアやトランクのパッキン、ゴムホースなどにお使いいただけます。ちなみに、黒パーツ用ということですので、他の色の場合は使えません。

なお、サンドペーパーで削ったり、熱で表面を溶かしたり、といった無茶な日焼け対策は、ほぼほぼ失敗に終わります。筆者は何度も挑戦して、失敗しました(笑)。なので、こうした専用ケミカルに頼るのが得策だと考えています。

 

樹脂パーツの割れ対策も専用ケミカルで!

続いては割れた樹脂パーツの補修。コチラも専用ケミカルが発売されています。エポキシパテ、プラリペア、多用途補修パテ、などなどで、商品名はメーカーによって違いますから、お好みでどうぞ!

使い方は、文字にすると簡単なのですが、実はちょっとしたコツが必要です。

  1. 補修面を洗浄・乾燥させたうえで、ケミカルのツキを良くするため、サンドペーパーで表面を荒らす。
  2. エポキシパテを練り合わせる。
  3. 混合したら、10分以内に作業を行います。

といった感じ。しっかり加工する表面の洗浄・脱脂・乾燥、そして荒らすこと。下準備が後の強度に影響します。あとは製品の仕様に従って加工するのですが、パテは時間の経過と共に変質して硬くなって行きます。その前に作業を終えること。これも大切です。作業を終えたら、製品仕様に応じた時間しっかり乾燥させれば出来上がりです。

簡単な外装パーツのヒビくらいなら、これで充分に使えるようになりますが……多少なりとも強度を求められると……ちょっと心配になります。DIYがお好きな方は、駄目元で良ければ試してみてくださいね!

 

画像参考-Unsplash
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