出来ると玄人感！ハーレーの車体逆押しテクニック
プロショップなんかで頻繁に感じることがあります。「よくもまぁ、この狭い店舗に上手いこと車両を並べるもんだなぁ……」高価な車両と車両とが接触しない、それでいて無駄な隙間がないよう、見事に陳列している光景を目にします。
それを可能にするのが、今回のテーマ「車体逆押しテクニック」でございます。
降りている時にこそ上手い・下手が分かる！
バイク専門誌の特集で頻繁にライディングテクニックが取り上げられていますが、筆者に言わせれば、ライディングの上手い・下手は、降りてバイクを取りまわしている姿を見れば分かるのです。
初心者の方の多くは逆押しはせず、両手はハンドルのままに前に押す、そのままの形でバックしていますよね？それが悪いとは言いませんが……これでは効率が悪く、また細かな調整ができないのであります。
逆押しは、左手はハンドル、右手はシートに置く！
さて、では逆押しテクニックの説明に移ります。まずポジション。左手はハンドルグリップに、そして右手はシートに置きます。車体が長いハーレーの場合、シートではなく、タンデムシート付近がベストだったりします。
で、いざ逆押しするわけですが……バランスを取りつつ、体重をグググッと右手に掛けていきましょう。これで動きだします。で、ポイントは視線。この左手はハンドル、右手がシートのポジションをとっていると、車両が進む方向に視線を向けやすいのであります。後輪位置を微妙に確認しながら、左手がそえているハンドルバーを操作して、進行方向を決めて行くのです。
ということで、このポジションを取ることで、クルマのバックでの車庫入れと同じ要領で取り回しが可能になるのであります。
玄人感を醸す逆押しテクニックに挑戦してね！
ということで今回は、見事にできると玄人感を醸し出すことができる「逆押しテクニック」をご紹介してみました。これを使えば、初心者バイカーのあなたも玄人の仲間入りでございます。
最初は広い駐車場なんかで練習してみると良いでしょう。ぜひ挑戦してみてください！
