バイクにドライブレコーダーを取り付けて、安心・安全に春のツーリングを楽しもう!

投稿日:2020-03-17

危険な「あおり運転」が相次いでいるため、警察庁は最高で5年以下の懲役にするなど罰則を強化した道路交通法の改正案をまとめており、それが2020年夏に施行される見通しです。

一昔前だと迷惑運転を行うバイクが社会問題になっていましたが、この「あおり運転」を受けた際に助けてくれるのが、ドライブレコーダーであります。もちろん、交通事故の際にも、どのような事故だったのかを証明してくれます。事故後に映像で検証できるので証拠能力が高いだけでなく、ライダー自身が認識していなかった事実まで、明らかにしてくれる場合もあります。

そんなワケで今回は、バイクに最適なドライブレコーダーをご紹介して行きます!

 

バイク用ドラレコに必要な機能

さて、既にクルマにドラレコを搭載している方も少なくないと思いますが、バイク用ドラレコには、クルマ用とは異なった機能が求められます。それを含めて、おススメしておきたいバイク用ドラレコに必要な機能を紹介しておきます。

 

バイク用ドラレコに必須なのは「防水防塵性能」

まず絶対的に抑えておくべきなのは防水防塵性能。当たり前の話ですが、クルマ用のドラレコは車内に搭載しますが、バイク用は雨にも濡れる屋外に置かれることになります。ですので防水防塵性能をシッカリうたっていない製品は絶対に避けておいてほしいです。

この防水防塵性能は「IPコード」というもので判断できます。IPは『International Protection』の頭文字でして、機器の保護性能を表すための国際標準として制定されているものです。具体的には「IP67」のようにIPの後ろに2桁の数字で表示されるのですが、前の数字が防塵性能を、後ろの数字が防水性能を示します。ですので「IP67」であれば、防塵性能は6級、防水性能は7級、ということ。

で、それぞれの級が何を示しているかと言えば……

防塵性能

  • 0級=保護なし
  • ……………1~4級省略……………
  • 5級=有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない
  • 6級=粉塵が中に入らない

 

防水性能

  • 0級=保護なし
  • ……………1~3級省略……………
  • 4級=あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない
  • 5級=あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
  • 6級=あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない
  • 7級=一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない
  • 8級=継続的に水没しても内部に浸水することがない

となっています。

ということで、バイク用ドラレコとしては、防塵性能は5級以上、防水性能は6級以上、つまり「IP56」以上のものだと良いと思われます。

 

バイク用ドラレコは「前後撮影機能」も必須だ

続いては、前後撮影機能。事故は前からだけでなく、後ろからも起こり得ます。あおり運転なんか、まさにソレです。なので、前後撮影機能を搭載したバイク用ドラレコを選ぶべきだと言えます。

一方で、画角について言及する記事も見掛けます。もちろん広角レンズを搭載していれば撮影できる範囲は広くなりますが、筆者がササっと見回った限りでは、広角レンズを搭載しているとお値段も張るように思います。予算に余裕があれば広角レンズを選びましょう。そうでなければ……一般的なレンズであっても、相当程度の範囲はカバーできると思われますので、問題ないと思います。

 

画質はHDまたは200万画素以上

お次は画質。せっかく録画していても、画質が低いと、いざという時にナンバープレートの確認ができなかったりします。ですので、ある程度の画質で撮れるドラレコを選ぶと良いでしょう。

これは、もちろんフルHDだと宜しいワケですが、一方で高画質だとお値段が張ります。まぁ排気量の大きいバイクのお値段が高いのと同じ理屈ですね……ということで、実用に耐えうる線としては、筆者の調べでは、解像度HD720p(1280×720)程度ではないかと思います。

また、夜間やトンネル内でも撮影できる機能も、是非とも欲しいものです。当たり前の話ですが、事故は夜間や早朝、夕暮れ時に起き勝ちですからね。

 

その他の機能はユーザー都合で選べば良し!

その他に気を付けておきたいのは……電源。バッテリーから電源を取るタイプと、ドラレコ本体に電池を内蔵するタイプがあります。前者は、通勤通学など、ガッツリ乗る方に良いと思います。バッテリー残量を気にする必要がありませんから。ただし、ちょっとお値段が張ることと、搭載作業が面倒なのが難点。逆に、後者はお安くお手軽ですが、バッテリー残量を気にする必要がある。まぁ、好みで選んでください。

もう一つ、搭載のしやすさ、というのもポイントです。クルマであれば、何処かしらに搭載できるのですが、バイクは多少頭を使う必要があったりします。まぁ、コレも頭を使ったり、汎用ステー等を活用すれば、何とかなります。

 

筆者おススメのバイク用ドラレコはコレだ!

ユピテルBDR-2

最初にご紹介するのは、ドライブレコーダー販売開始から10周年を迎えたユピテルの「BDR-2」。Full HD(200万画素)の高画質ですが、記録解像度は、1080P HD、1080P、720P、VGAから選択でき、高画質記録や、長時間記録が可能です。防塵防水性能はIP55。ギリセーフってとこでしょうか。

本製品は、GPS搭載とか、本機で記録した映像やデータ(加速度、車速、時刻、自車位置)をパソコン用専用ソフトで確認や保存可能だったり、はた また記録した映像をJPEG 形式の静止画に変換して保存することもできる。またツーリング先で記録映像を楽しむことができるなど、面白い機能を搭載しています。後方カメラは別途追加しても良いかもです!

 

キジマAD720

次にご紹介するのは、我らがキジマの製品。前後カメラ、防塵防水性能はIP67と万全。画質はHD720p(1280×720)と実用充分。

また、夜間やトンネル内でもしっかり撮影できる機能を搭載していますから安心です。

 

Blueskysea DV688

最後にご紹介するのは、人気商品のコチラ! 前後カメラ、IP67、フルHD 1080pデュアルレンズシステムと、筆者が上げたポイントを全部クリアしていますね!

DV688はカメラのみならず本体も防塵防塵性能が完璧なのが、さらに高ポイントです。

 

画像参考-Unsplash
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