ハーレーパーツメーカー～Biltwell
二輪業界においては、恐らくきっと世界随一のサードパーティ市場を有しているハーレーダビッドソン。そんな豊かな市場を形成するパーツメーカーを紹介するシリーズ企画を展開している当コラムですが……
今回ご紹介するのは、ハーレー用アフターパーツメーカーであり、同時にヘルメットメーカーでもあるBiltwellです。
「Biltwell」の創立は2006年
イラクから帰国し退役したBill Bryant氏が、BMXライダーのMcGoo氏と、2006年に共同で設立したのがBiltwellです。
当初は小さなハードウェア（パーツ）製造販売から始まりましたが、ヘルメットが人気となってブレイク。以降は、Tシャツやキャップを中心としたアパレルも人気を博すなどしていますから、皆さんもご存知のことと思います。
「Biltwell」 製品が支持される理由
さて、生憎、筆者はBiltwell製品を使用した経験こそありませんが……その製品群には、多くのファンと同様、好感を頂いています。何故、Biltwell製品が支持されるのか……その理由は、LOWBROW CUSTOMSさんのウェブサイトの記事（Bryant氏へのインタビュー）が物語っています。
ブランドには、会社の文化を反映する個性と個性が必要です。これは、一部のマーケティング計画や焦点を絞った戦略とは異なり、私たちの生き方です。私たちはオートバイが大好きです。
私たちはまた、さまざまなバイクが好きです。すべてがチョッパーであるわけではありません。FXRやダートバイク、カフェレーサーを愛でる人もいるので、私達は、そうしたジャンルにも出没します。
ということで、バイクへの愛が感じられるヘルメットやアパレル、それにアフターパーツのみを販売しているから人気がある、ということですね。そのうえ……ユーザーから聞く限りにおいて、Biltwell製品はお値打ち品が多く、実用的である、と評価されています。それもまた、人気の秘密であると思われます。
