EVで長距離走行が可能!? LiveWireが24時間で1,700kmを走破した!

投稿日:2020-09-11

クルマの電化は凄い勢いで進んでいますが、バイクも電動化するんですかね……ハーレーも勢いよく電動バイク「LiveWire」を発表しましたよね。当時は「2019年の夏に発売開始!」と公式は言っていましたが……

ハーレーの電動バイク「LiveWire」が2019年8月に発売するらしい!

 

今は2020年夏ですが、まだ日本では価格未定の状態であります。

やはり電動バイクは航続距離の問題がありますから、難しいのではないかと考えていた筆者なのですが……

なんと「LiveWire」が断続ではありますが1,700kmもの距離を走破した、との情報が!今回は、その「LiveWire」による1,700km走行の模様をダイジェスト的にご紹介しちゃいましょう!

 

LiveWireを復習だ!

その前に、今一度「LiveWire」を復習しておきますと……それはハーレーが2014年に発表した電動バイク。市販予定車でありまして、モーターサイクルイベントで年々情報がアップデートされていきました。

で、冒頭に記載しましたように「2019年8月に発売開始!」ということ、それから「アメリカでの発売価格が約$30,000である」ということも公式発表されて今に至ります。

で、気になる航続距離は235km。これは確かに素晴らしい数字ではあるのですが……ハーレーバイカーなら「ちょっと物足りないな……」って思うはずです。

 

一方で「LiveWire」を発表した後、ハーレーは続々と電動モデルのコンセプトを発表しています。それらは主に中国人バイカー、それから先進国のヤングなバイカーをターゲットとしたモデルであることが判明しています。筆者の感触では、当面は電動バイクとして売れる物を売る、という姿勢だと感じていて、「LiveWire」は電動モデルのフラッグシップ的な位置づけにあるようです。

 

LiveWireが24時間で1,700kmを走破した!

そんな「LiveWire」ですが、市販前モデルを用いた様々なプロモーションが行われているのですが、今回ご紹介するのは、2020年の3月11日〜12日にスイス人ライダー”ミシェル・フォンテル”さんが達成した記録。残念ながらギネス公式の測定を受けていなかったためギネス世界記録とはなりませんでしたが、それまでの1,317kmを大幅に更新した快挙であります。

 

これに貢献したのが、どうやら「LiveWire」の充電能力であるようです。

「LiveWire」は一般的な家庭電源のみならず、急速充電にも対応しているそうで、そのため休むたびに急速充電を繰り返し、微妙な航続距離(235km)をカバーしたのだそうです。実走行で何度急速充電したのかは不明ですが、8回ぐらいでしょうかね?結構大変ですが……それでも快挙は快挙。

「LiveWire」が市販された暁には、どなたか、この記録に挑戦してみてください!!

 

 

参考:YouTube; 2020 Harley-Davidson LiveWire (ELW)│Test Ride and Review w/ Robert Patrick
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